君に光射す

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君に光射す

  • 小野寺 史宜【著】
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  • 双葉社(2023/02発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575246032
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

僕は三年前に小学校の教師を辞めた。
昼の世界から逃げ込むようにして選んだ仕事は夜勤の警備員。
他人と深く関わらずに生きようと決めていたはずだった。
でも、勤務先で置引未遂を犯した10歳の少女との出会いが、立ち止まっていた僕を動かして……。
自分を犠牲にしてまで誰かを助けることは愚かなことだろうか?
本屋大賞第二位のベストセラー『ひと』の著者が贈る、ひとりで頑張ってしまう人への応援歌!


【著者紹介文】
1968年、千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」で第86回オール讀物新人賞、08年「ロッカー」で第3回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞。ひたむきな青年の姿を描いた『ひと』が19年本屋大賞第2位となりベストセラーに。著書に『まち』『いえ』『ホケツ!』『家族のシナリオ』『夜の側に立つ』『とにもかくにもごはん』『レジデンス』「タクジョ!」シリーズ「みつばの郵便屋さん」シリーズなど多数。

【内容紹介文】
僕は三年前に小学校の教員を辞めた。
昼間の世界から逃げ込むようにして就いた夜勤の警備員の仕事。
他人と深く関わらずに生きようと決めていたはずだった。
でも、勤務先で置引未遂を起こした女児との出会いが僕の止まっていた時間を動かして……。
損をしてまで誰かを助けることは愚かなことだろうか?
挫折した青年の再生と新たな一歩を描く、書下ろし長編小説。

内容説明

教師をやめ夜勤の警備員になってから三年。立ち止まっていた僕を動かしたのは、空腹から置引未遂を犯した十歳の少女との出会いだった。挫折を知った青年の新たな一歩を描く心あたたまる感動長編。

著者等紹介

小野寺史宜[オノデラフミノリ]
1968年、千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」で第八六回オール讀物新人賞、08年「ロッカー」で第三回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞。ひたむきな青年の姿を描いた『ひと』が19年本屋大賞第二位となりベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

379
小野寺 史宜は、新作中心に読んでいる作家です。本書は、単なる警備員のお仕事小説ではありません。正に光射す感動作でした。 本書の主人公のように熱意があって教育熱心な教師が排除され、サラリーマン的で要領の良い教師達の集団では、良質な教育は全く期待できません。 https://www.futabasha.co.jp/book/97845752460320000000 2023/04/03

のぶ

222
久々に小野寺ワールド全開の作品だった。主人公は石村圭斗。元小学校教師で、今はショッピングセンターで警備員をしている。作中では教師時代と警備員の現在が交互に描かれている。この圭斗はお人好しと思えるほどやさしい性格で、それが原因で教師を辞めることになってしまったというのに、警備員になっても変わらず、自分についてまるで無欲だが、他人が困っている時には支えようとする。それは圭斗の生い立ちにあったことがよく感じさせられる。今まで読んできた小野寺さんの登場人物によく似ているが、それとはまた違った姿も垣間見えた。2023/03/16

kotetsupatapata

221
星★★★☆☆ 元小学校教師であり、今は施設警備員の石村圭斗の日常を描いた作品。 テーマとしては「困っている時は、誰かにヘルプサインを出してもいいんだよ」の一言につきます。 圭斗も良い言い方をすればマジメや正義感が強いと言えるのでしょうが、ちょっと近視眼的で独り相撲な行動をとるきらいが見受けられました。 教師を辞めた経緯も、他の教師に相談したり、児童の事を思えば又違った結末があったのではと感じました。 ただ、過去を悲観や卑下すること無く淡々と受け入れ、前向きに進む様は好感が持てました。2023/07/27

いつでも母さん

219
あぁこれは多分、みんなが求めている小野寺作品なのだろうなぁと。今現在の僕・圭斗の事と、教師だった僕の数年前の話が交互に語られる本作。教師だった頃の事があって、警備員の今の圭斗が居るのだけれど、人との関わり方=距離感はとても難しいのが現実。それは常々私も感じていることでどこまで踏み込めるか・・立場とか関係性、肉親でも躊躇する事は度々ある。33歳の秋の辺りからはドキドキが止まらない。なかなか圭斗の様には生きられないが、応援したくなるタイプだ。そして思う、色んな人間がいるからなぁ・・2023/04/20

ひさか

217
2023年2月双葉社刊。書き下ろし。32歳からの1年間と28歳からの1年間を交互に書くという展開が面白い。がんばりや思いやり、諦めといった出来事が深刻さがなくストレートに伝わってくる。読後感が爽やかで楽しめました。2023/04/20

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