内容説明
外国映画やＴＶドラマでお馴染みの陪審裁判は、戦行の日本にもあり、その舞台となった法廷のうちの一つは今でも京都地裁の陪審第１５号法廷として、残されている。ここで多種多彩な陪審員が多くの事件で活躍した。著者は当時の貴重な文献にもとづきどのように裁判が行なわれたかを本書事件のミステリー的展開を通して紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hirosi Inoue
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昭和4年に日本でも陪審裁判があった。その頃の裁判の様子を描き、事件の解決をして行く。弁護士の行動、検事、裁判官、陪審員の姿がよく解る小説だ。2013/03/20
