感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
志村真幸
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著者は教育学の研究者。 本書は、明治期の教育・子どもについて書いたさまざまな文章を集めたもの。明治期に来日した外国人が眼にした日本の子どもや教育制度のこと、西洋教育がどのように導入されたか、教育博物館・教育展覧会という存在、外国人教師の見た功利主義といった内容で構成されている。 それぞれに興味深い内容ではあるのだが、タイトルの「教育博物館」については、それほど詳しく語られているわけでなく、いささか期待はずれ。とはいえ、その成立から衰退までをざっと知ることはできる。2019/09/02
