出版社内容情報
「ふいにすさまじい感動が舞い降りた」ベートーヴェンの名曲から『永遠の0』執筆時に聴いた曲まで、26曲を語る。【単行本を新書化】
【著者紹介】
作家
内容説明
19歳のときにクラシックに覚醒して以来、40年毎日クラシックを聴き続けている小説家が、真の天才たちが命を削って書いた大傑作の凄さを語る。「完璧な音楽」と語る「平均律クラヴィーア曲集(バッハ)」や、「文学は音楽に敵わない」と思わされる瞬間がある「第五交響曲(ベートーヴェン)」、『永遠の0』のエピローグ執筆時に聴いた曲など、初心者もマニアも愉しんでもらいたい名曲案内。
目次
ベートーヴェン「エロイカ」―不意に凄まじい感動が舞い降りた
バッハ「平均律クラヴィーア曲集」―完璧な音楽
モーツァルト「交響曲第二五番」―天才がふと見せた素顔
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第二番」―当初酷評を受けた、二十世紀を代表する名曲
ショパン「一二の練習曲集」―超絶技巧の演奏でなければ真価は味わえない
ベルリオーズ「幻想交響曲」―失恋の苦しみが生んだ狂気と前衛の曲
モーツァルト「魔笛」―田舎芝居に附された「天上の音楽」
ベートーヴェン「第九交響曲」―聴力を失った後の「最後の戦い」
シューベルト「魔王」―最後にデーモンが顔を出す
ヴァーグナー「ヴァルキューレ」―新手法「ライトモティーフ」の麻薬的な魅力〔ほか〕
著者等紹介
百田尚樹[ヒャクタナオキ]
1956年大阪生まれ。同志社大学中退。人気番組「探偵!ナイトスクープ」のメイン構成作家となる。2006年、『永遠の0』(太田出版)で小説家デビュー。講談社文庫から文庫化され、累計500万部を突破、13年映画化される。同年『海賊とよばれた男』(講談社)で本屋大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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