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我、六道を懼れず―真田昌幸連戦記

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  • サイズ B6判/ページ数 588p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569813387
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

武田信玄に仕えた純粋で清冽な若き武将は、いかに「戦国稀代の謀将」と呼ばれるようになったのか。若き日の昌幸の成長を描く歴史巨編。

【著者紹介】
作家

内容説明

稀代の智将、真田昌幸はこうして誕生した。“謀将”のイメージを覆し、全く新しい視点から、若き日の真田昌幸の成長を描く、傑作歴史巨編!

著者等紹介

海道龍一朗[カイトウリュウイチロウ]
1959年生まれ。2003年に『真剣』でデビュー、中山義秀文学賞の候補作となり、書評家や歴史小説ファンから絶賛を浴びる。2010年には『天佑、我にあり』が第1回山田風太郎賞、第13回大藪春彦賞の候補作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Haru

15
真田昌幸連戦記とありますがどうみても信玄公(山梨のお気に入りさんに「呼び捨ては罷り成らん」(笑)とのお言葉をいただいたので)との交流記。某ゲームの「幸村!」「御屋形様!」(この話では「昌幸!」になりますが、時代的に幸村ではなくてお父さんが正解。笑)を彷彿させる展開です。信玄公の近習として仕える昌幸が、尊敬する御屋形様のそばで何を感じどう成長していったかが丁寧に書かれています。真田昌幸といえば真田家存続の為に知略謀略を駆使して世を渡ったというイメージですが、本作では信玄公に心酔した純粋な姿が書かれています。2013/12/23

あかんべ

10
真田昌幸の子供時代から長篠合戦までの人生を丁寧に書かれている。その時々の心情や同僚たちや,信玄、信繁などとの会話に愛があふれていて良かった。人を大切にする信玄、勝ちは六割でいいという判断は正しかったのかと改めて考えさせられたし、謀叛とされた長坂の言い分も正しかったと思える。2013/11/28

ハッチ

8
★★★★★真田昌幸の幼少期から青年期の物語。稀代の知将と言われた真田昌幸の礎がわかる。読みやすいし、幸村ばかり注目されているので父昌幸の話しは面白かった。まだ続きがあるようなのでまたぜひ読みたい。2014/11/20

綱成

7
文庫が待てずに購入しました。表裏比興の者と言われた真田昌幸が主人公です。甲府へ幼くして向かい、近習としての修行、そして信玄から重宝される人材にとサクセスストーリーです。しかし、その裏には大切な人をなくし続けた悲しい物語でもあります。天佑我にありでみた川中島もありますが三方ヶ原、長篠は迫力があります。長篠においては、結果が分かっている為、緊迫感がより一層際立ちます。戦い自体も魅力的ですが、なにより昌幸の人物像が良いです。なぜ、謀将となっていくかが分かります。2014/08/17

makka

6
真田の旗印、六文銭に準えて6章から成る真田昌幸の半生記。近習:家族と別れ武田家の人質〜晴信の近習となる幼少期。初陣:師と仰いだ武田典厩信繁が討死する第4次川中島合戦。仕儀:祝言と織田家の台頭による武田家惣領、義信の謀反と兄と慕った長坂昌国の切腹。謀撃:今川家との手切れ〜北条征伐。上洛:武田家の上洛戦、三方ヶ原戦〜信玄の死。襲名:長篠合戦、武田家初の大敗と二人の兄の死、そして真田家惣領として修羅道を生きる決意。かなり厚い本だが面白くてサクサク読める。結びが第1部完とあるので、徳川戦〜九度山の第2部がある?2014/03/08

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