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出版社内容情報
インターネットビジネスはどうすれば儲かるか。
伸び悩むネット広告、既存の大企業に吸収されるIT業界。ネット革命の幻想が終わったのち、真に成功するITビジネスのかたちを提言。
新聞記事をインターネットで読む、テレビの代わりに無料動画を見る、欲しい商品はネットの通販で購入する……。インターネットの普及により、私たちの暮らしは便利になった。だが、それで本当に人生は楽しく、豊かなものになっただろうか。著者は次のように記す。「誰もが自由にアクセスでき、開放された社会の実現と言えば聞こえはいいのだが、実際には黒字化の経営努力の乏しいベンチャー企業が豊富な市場からの資金調達余力で既存ビジネスのダンピングを繰り返し、従来からある産業基盤を緩やかに破壊してきたにすぎない」。赤字でも存続が許される甘やかしを、「夢」と混同してはならない。インターネットが社会を徐々に分断化し、破壊へと向かわせるとすれば、それらを利用したビジネスも早晩、社会から必要とされず、消えゆくのみである。本書は予言の書ではない。いま現実に起こっているビジネスにおける地殻変動を、大局的な観点より読み解くものである。
●まえがき ――低成長時代の産業社会とは
●第一章 「ものづくり信仰」から「売るためのシステムづくり」へ
●第二章 瀕死のメディア産業
●第三章 アニメ、ゲームが成長産業になれない理由
●第四章 情報革命ブームの終焉
●あとがき ――不確定な世界を生きるために
内容説明
「You Tube」は儲からない。「ウェブ進化論」なんて幻想だ。人気ブロガー「切込隊長」が描く産業社会の未来。
目次
まえがき―低成長時代の産業社会とは
第1章 「ものづくり信仰」から「売るためのシステムづくり」へ
第2章 瀕死のメディア産業
第3章 アニメ、ゲームが成長産業になれない理由
第4章 情報革命ブームの終焉
あとがき―不確定な世界を生きるために
著者等紹介
山本一郎[ヤマモトイチロウ]
1973年、東京生まれ。1996年、慶應義塾大学法学部政治学科卒。2000年、IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作を行うイレギュラーズアンドパートナーズ株式会社を設立。ベンチャービジネスの設立や技術系企業の財務・資金調達など技術動向と金融市場に精通。2007年より、総予算100億円超のプロジェクトでの資金調達や法人向け増資対応を専門とするホワイトヒルズLLCを設立、外資系ファンドの対日投資アドバイザーなどを兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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