PHP新書<br> 国際会計の教室―IASがビジネスを変える

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国際会計の教室―IASがビジネスを変える

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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569614755
  • NDC分類 336.92
  • Cコード C0234

出版社内容情報

今や企業経営に不可欠な会計システムのグローバル化。時価主義、連結決算、キャッシュフローなど国際会計基準のポイントを平易に解説する。

「国際会計基準」とは、世界標準の会計基準として正式に承認された、グローバル・スタンダードの会計基準である。その大きな特色が、連結決算、時価会計、キャッシュフロー経営であるが、日本でもそこに調和化させるべく、2000年3月より会計ビッグバンとして諸制度の改革が始まった。

▼会計制度は「ビジネスのルール」である。会計基準の変更は、企業経営のあり方のみならず、年金・退職金、雇用、金融機関の統廃合まで広く影響を及ぼす。特に今年の3月期決算より導入される有価証券の時価評価への対策として、各企業が保有株式を売却していることが、最近の株価低迷の一因となっているとも言われている。

▼いまや国際会計は、経理社員や会計士・税理士だけでなく、一般のビジネスマンにとっても英語・パソコンと並ぶ必須知識であると、著者。簿記会計の基礎知識がない初心者にも理解できるよう、平易にかつ多角的に解説した画期的な入門書である。

●第1章 企業の発展を支える会計システム 
●第2章 国際会計基準とはなにか 
●第3章 国際会計基準によって企業経営が変わる 
●第4章 自己責任の時代に不可欠な会計の知識 
●第5章 国際会計基準を活かしたグローバル企業戦略

内容説明

国際会計基準(International Accounting Standards IAS)は、世界標準の会計基準、すなわち「グローバル・ビジネスのルール」である。連結会計・時価会計・キャッシュフロー会計がその大きな特徴であり、日本でもそれに調和すべく会計制度の改革が行われた。その影響は、企業経営のあり方のみならず、年金・退職金・雇用、金融機関の統廃合などまで広く及んでいる。本書は、いまやビジネスマンの必須知識であるIASを、簿記会計の知識がない初心者にも分かるように解説した、画期的な入門書である。

目次

第1章 企業の発展を支える会計システム―ベンチャーから国際会計へ
第2章 国際会計基準とはなにか
第3章 国際会計基準によって企業経営が変わる
第4章 自己責任の時代に不可欠な会計の知識
第5章 国際会計基準を活かしたグローバル企業戦略
参考資料(貸借対照表の重要ポイント;更なる勉学のために;会計士の資格試験について)

著者等紹介

山本昌弘[ヤマモトマサヒロ]
1960年、奈良県生まれ。1984年、同志社大学商学部卒業。1989年、京都大学大学院経済学研究科博士課程中退。この間ロンドン大学に留学。その後英国暁星国際大学国際学部助教授、ロンドンビジネススクール財務・会計研究所専任研究員、東北大学経済学部助教授などを経て、現在は明治大学商学部教授。専攻は、国際会計論、国際経営財務論。主な著書に『国際戦略会計』『戦略的投資決定の経営学』(以上、文真堂)、『良い会社悪い会社』(東洋経済新報社、共著)、『Strategic Decisions』(Kluwer Academic Publishers、共著)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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DonaldTrump

4
キャッシュフロー経営主義、時価会計、連結決算への切り替えなどは、国際会計基準に沿って行われたことであるのを、この本で知った(^。^) この本でも、勝間和代と大前研一が説く「ビジネス新三種の神器は、英語・PC・国際会計である」を主張している。2011/08/12

Naota_t

0
IASがどうして日本に不向きなのかの説明が分かりやすかった。 本書に直接は書いていないけれど、ホールディングス制になったのは経営判断のスピードアップとかだと思っていたけれど、事業の国際化とか国際会計基準に依ることろが大きいのかも。 2001年4月からは「IFRS」になったけれど、壮大な計画だわ。2012/02/28

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