PHP文庫<br> 世界史・呪われた怪奇ミステリー

PHP文庫
世界史・呪われた怪奇ミステリー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 248p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569573267
  • NDC分類 147
  • Cコード C0195

出版社内容情報

世界史に隠された身も凍るような怪事件・怪現象!  「呪殺に酔う妖術師」「Uボートの呪い」「ミイラを積んでいたタイタニック号」など、世界史に隠された背筋も凍る怪事件・怪現象の数々。  映画でも大ヒットしたタイタニック号の沈没事件。沈没の謎について、当時から多くの噂が流れた。その一つに「王女のミイラ伝説」がある。 エジプトの王家の谷で発見され、関係したあらゆる人を不幸に陥れ、大英博物館に保管されていたミイラが、実は密かにタイタニック号に積み込まれていたというのである。沈没は、ミイラの呪いだったのか……。 本書は、世界中で実際に起こった恐怖の怪事件と科学では証明できない戦慄の超常現象を多数紹介。あなたを歴史の闇に隠された異次元の世界へといざないます。 その他、「ルイ王朝を揺るがした女妖術師の秘術」「幽霊との交信を録音した驚くべき実験」「アメリカの豪華ホテルに仕組まれた殺人工場」など、背筋も凍る怖くて不思議な話が満載。 著者の桐生操氏は、その豊富な歴史知識と流麗な筆致で独自の世界を描き出している人気作家。その最も得意とする歴史ミステリーの傑作として、読み始めたら止まらない一冊。  [1]怪事件に隠された謎 [2]邪悪な欲望がもたらす怪奇 [3]怨霊が誘う呪いの恐怖 [4]戦慄に彩られた女の野望 [5]霊が導く超常現象の秘密

内容説明

世界中で実際に起こった恐怖の怪事件と、科学では証明できない戦慄の超常現象の数々が、あなたを歴史の闇に隠された異次元の世界へと誘います…。本書は、「沈没したタイタニック号に積みこまれていた“呪われた王女のミイラ”」「ルイ王朝を揺るがした女妖術師の秘術」「幽霊との交信を録音した驚くべき実験」など、怖くて不思議な話が満載。読み始めたら止まらない、歴史ミステリーの決定版。

目次

1 怪事件に隠された謎(タイタニック号遭難事件―未曾有の大惨事に潜む謎;悪魔の足あと―雪上に残る奇妙なひづめ ほか)
2 邪悪な欲望がもたらす怪奇(呪殺に酔う妖術師―死皮人形にこめられた黒魔術の怪奇;悪徳医師ホームズ―豪華ホテルに仕組まれた殺人工場 ほか)
3 怨霊が誘う呪いの恐怖(Uボートの呪い―怨霊に翻弄される「死の船」の恐怖;クロンベルク旅館の殺人―食卓をとり囲む亡霊たちの呻き ほか)
4 戦慄に彩られた女の野望(驪姫―復讐で貫かれた女の陰謀;ラ・ヴォワザン―ルイ一四世暗殺事件に暗躍する毒殺魔 ほか)
5 霊が導く超常現象の秘密(ヘイソーン夫人の予知―成功を約束する不思議な予言;奇跡の難破船―運命の女神のいたずらか?神の意志か!? ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

150
「世界史・呪われた怪奇ミステリー」は5頁から10頁の適度な長さの話が全32編も詰まっていて実話とは言え著者の語り口のスマートさ巧みさからどれもこれも本当に心から楽しめましたね。圧倒的に残酷な話の方が多数ながらも私が選ぶのは強く心を打たれた感動的な奇跡の物語ですね。『奇跡の難破船』1929年10月の朝イギリスの快速帆船マーメイド号が船長を入れて19人でシドニー港を出港したが、途中二週間で5回も災厄に遭いながらその度に救助船が現れ一人の死者も出さずに無事助けられて、最後の船では船員と実母が感動の再会を果たす。2020/06/11

113
理系なくせして、科学で解き明かせないとされている怪奇ミステリーがこの上なく好きだったりする。謎が謎を呼び、偶然が必然のようにこじつけられたり、現在なら科学的に解明できるものでも、人の憎悪や欲望の裏で呪いに関連付けられる群集心理というものに興味がそそられるからだ。タイタニック号遭難事件の謎、運命の糸に操られたドッペルゲンガー、怨霊が棲む古い屋敷、霊が導く超常現象の秘密など、興味深い話の数々がまとめられている。でもこれ、挿絵がけっこう不気味なので深夜に読むのはオススメしない(笑) 2014/06/25

ヴェルナーの日記

80
歴史上におきた怪事件をミステリー風に仕上げた作品。著者・桐生操の得意とする分野で、この手の類いの作品を数多く世に出しておる。本書では33の事件を取り扱っている。著者たちに失礼になるかもしれないが、如何せん、彼女らの手がける作品群はタブロイド紙を読んでいる気がしてならない。大衆が醜聞と考え避けていた犯罪報道や性、ゴシップ記事のオンパレード的な作品と位置づけてしまいそうな1冊である。2016/03/07

m

4
TV番組アンビリバボーのような一冊。真偽を暴くのではなくその謎や不思議を楽しみたい。2023/06/12

町歩き

2
有名な事件が多いが、始めて知る奇怪な逸話もあり、それなりに楽しく読んでしまった。2017/08/21

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