感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
abaoaquagga
1
メディアや自然、機械といったテーマを各章ごとに設け、それらを取り入れた作品群の発生理由や特性、界隈への影響を対話形式にて考察する。題名に入門とあるが、知識よりも批評に重きが置かれ、読みやすい割に中身は濃い。70年代の本なので、どこまで「現代」に通用するかは分からないけれど、現代美術に対する視点を養う上での示唆に富んだテキストだと思う。ぬらぬらと掴み所のない鰻にも似た現代美術を前に、滑り止めの手袋をそっと差し出してくれる良書。2023/12/19
Rei Kagitani
0
対話形式なので非常にわかりやすいし、しかもかなりラディカルな問いの立て方をしているので70年代後半の問題意識が浮彫になっているように思われた2014/08/23
-
- 和書
- 死ぬかと思った 〈7〉