ベアトリスの予言

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ベアトリスの予言

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  • サイズ A5判/ページ数 304p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784566014619
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8097

出版社内容情報

修道院のヤギ小屋にたおれていた少女。「ベアトリス」という自分の名前のほかは、すべての記憶をなくしていました。庶民の読み書き―特に女性の読み書き―が禁じられていた時代に、この少女は文字が書けたり読めたりしました。国王の兵士たちが捜索しているのは、この少女ではないか?……やがてベアトリスは、予言に語られている少女であることがわかってきます。「ある日、ひとりの少女があらわれて、悪しき心を持った王を追放するだろう」という予言です。彼女の味方は、守護神のようなヤギ、村の少年ジャックにエディック修道士……言葉の力と、武器を持たない仲間たちしか頼るもののない少女が、国王側の権力に立ちむかう姿を描く物語です。

内容説明

ある日、ひとりの少女があらわれて、悪しき心を持った王を追放するだろう。記憶をなくして修道院のヤギ小屋にたおれていたベアトリス。はたして彼女は予言に書かれた少女なのだろうか?かぎられた人しか読み書きがゆるされなかった時代、「言葉」で運命をひらいていく少女と、その仲間たちのきずなをえがく物語。

著者等紹介

ディカミロ,ケイト[ディカミロ,ケイト] [DiCamillo,Kate]
アメリカの作家。『ねずみの騎士デスペローの物語』(ポプラ社)と『空飛ぶリスとひねくれ屋のフローラ』(徳間書店)で、二度のニューベリー賞を受賞

ブラッコール,ソフィー[ブラッコール,ソフィー] [Blackall,Sophie]
画家、絵本作家。『プーさんとであった日―世界でいちばんゆうめいなクマのほんとうにあったお話―』と『おーい、こちら灯台』(いずれも評論社)で、二度のコールデコット賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

59
YA。児童書。ヤギ最強▽〈悲しみの年代記修道院〉では修道士たちが預言書を書いている。ヤギのアンスウェリカは傷ついた少女ベアトリスを見つけた。他の人には悪魔のように噛みつくアンスウェリカは少女を守り愛した。女の子が読み書きすることは法律で禁止された国で、国王は少女を探していた。エディック修道士はベアトリスの髪を切りかくまう▽ヤギに吹っ飛ばされる大人に笑える。丁寧に描かれたファンタジーだけど地味感。ハピエン2023.4刊2023/12/03

花林糖

17
図書館本。約300頁あるけれど、読み易く先も気になり殆ど一気読みでした。物語の設定は中世の欧州に似た雰囲気で、修道士にはトンスラも有り。修道院のヤギ小屋に突如現れた記憶を無くした少女ベアトリスが主人公。装丁(内海 由)、書き文字・各章扉飾り罫(角口美絵)、ソフィー・ブラッコールの絵、全てが素敵で物語と共に此方も楽しみました。皆に恐れられているヤギが可愛らしい。2023/06/23

ぱせり

9
意志が強い、ということも過ぎれば、頑固者、融通が利かないとか、欠点になってしまう。身内が呆れるほどの子どもの強い性格を、母親は、そのまま大切な資質、として、伸びやかに育てた。少女も魅力的だが、彼女のもとに集まってくる仲間たちも良い。どのように生きたら生きやすいか、ということにはあまり興味がない人たちなのだ。2023/12/13

ねこ

8
ある日、修道院の納屋で、記憶を失った少女がロバと一緒に眠っていた。彼女の命を狙う者たちが放たれるなか、少女は、予言のことばを伝える修道士、両親を殺された少年、森のなかで暮らす王さま、そしてロバと友情を結びながら、危機を脱出し、記憶を取り戻してゆく。そして、記憶を取り戻した少女は母を助けるために城へと向かう。この辺りから非暴力(ロバを除く)が貫かれ、おとぎ話的なテイストに変わってゆく。ロバのアンスウェリカがなんといってもよかった! 絵も素敵。できれば、前半の緊張感をラストまで保ってほしかった。2024/02/14

リュミエール

4
終始、軽快な語り口調で物語られるお話は、ストーリー自体はシンプルで明快ですが、ストーリーテリングが実に巧みで、瞬時に物語の世界に引き込まれ、純粋に物語を楽しめる素敵なお話でした。魅力的な登場人物もさることながら、一際存在感を放っていたのはヤギのアンスウェリカで、物語に欠かせないスパイスとして、実にいい味を出していました。また、絵画のような挿絵が物語の世界観を見事に表しており秀逸でした。2023/12/09

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