出版社内容情報
修道院のヤギ小屋にたおれていた少女。「ベアトリス」という自分の名前のほかは、すべての記憶をなくしていました。庶民の読み書き―特に女性の読み書き―が禁じられていた時代に、この少女は文字が書けたり読めたりしました。国王の兵士たちが捜索しているのは、この少女ではないか?……やがてベアトリスは、予言に語られている少女であることがわかってきます。「ある日、ひとりの少女があらわれて、悪しき心を持った王を追放するだろう」という予言です。彼女の味方は、守護神のようなヤギ、村の少年ジャックにエディック修道士……言葉の力と、武器を持たない仲間たちしか頼るもののない少女が、国王側の権力に立ちむかう姿を描く物語です。
内容説明
ある日、ひとりの少女があらわれて、悪しき心を持った王を追放するだろう。記憶をなくして修道院のヤギ小屋にたおれていたベアトリス。はたして彼女は予言に書かれた少女なのだろうか?かぎられた人しか読み書きがゆるされなかった時代、「言葉」で運命をひらいていく少女と、その仲間たちのきずなをえがく物語。
著者等紹介
ディカミロ,ケイト[ディカミロ,ケイト] [DiCamillo,Kate]
アメリカの作家。『ねずみの騎士デスペローの物語』(ポプラ社)と『空飛ぶリスとひねくれ屋のフローラ』(徳間書店)で、二度のニューベリー賞を受賞
ブラッコール,ソフィー[ブラッコール,ソフィー] [Blackall,Sophie]
画家、絵本作家。『プーさんとであった日―世界でいちばんゆうめいなクマのほんとうにあったお話―』と『おーい、こちら灯台』(いずれも評論社)で、二度のコールデコット賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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