内容説明
本書は7つの章と付論から構成されている。本書のねらいは少子化が引き起こす諸問題を明らかにすること、端的にいえば少子化はなぜ問題なのかを論ずる。
目次
第1章 21世紀日本の少子化と人口動向
第2章 少子化と労働市場の変貌
第3章 消費・投資に及ぼす少子化の影響
第4章 少子高齢化と年金制度―世代間不公平と就業行動
第5章 少子化時代の教育と家族形成
第6章 少子化に伴う地域社会の諸問題
第7章 人口静止社会の持続可能性
付論 独身者の結婚観と夫婦の出生力―少子化に関する地方自治体調査の分析
著者等紹介
大淵寛[オオブチヒロシ]
1936年東京都生まれ。中央大学経済学部教授
兼清弘之[カネキヨヒロユキ]
1935年山口県生まれ。明治大学政治経済学部教授
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