出版社内容情報
CIAの対ソ連防諜責任者だったピート・バグレーは、ある囮スパイの存在からCIA内部にKGBの密告者が潜んでいると確信する。疑惑が新たな疑惑を呼ぶ諜報戦の闇を、元『ニューヨーク・タイムズ』の名物記者が記す話題の書。
内容説明
彼はなぜKGBを「売った」のか。それは本当に「真実」か。疑惑がさらなる疑惑を呼ぶ諜報の最前線。そのさなかに起きたケネディ大統領暗殺事件―。ピュリッツァー賞ノミネート元ニューヨーク・タイムズ紙記者による「二重スパイ事件」の闇を追ったベストセラー登場!
目次
プロローグ―罪の重圧
第1部 「もう一度あの突破口へ突撃だ」1977年‐1983年
第2部 スパイの家族 1954年‐1984年
第3部 「モグラはモグラで捕まえる」1984年‐1987年
第4部 「狙いを定める」1987年‐1990年
第5部 「月の裏側」1990年‐2014年
エピローグ―秘密の重圧
著者等紹介
ブラム,ハワード[ブラム,ハワード] [Blum,Howard]
1948年生まれ。作家。元ニューヨーク・タイムズ紙記者(ピュリッツァー賞調査報道部門で2回ノミネート)
芝瑞紀[シバミズキ]
青山学院大学総合文化政策学部卒
高岡正人[タカオカマサト]
東京大学教養学部卒。ハーバード大学ケネディスクール行政大学院で修士号取得。外交官として、インド、英国、豪州などで海外勤務経験があり、外務省経済局参事官、財務省国際局審議官などを経て、イラク、モンゴル、クウェートで特命全権大使を務める。現在、中央大学特任教授(国際関係論担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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