感染源―防御不能のパンデミックを追う

個数:

感染源―防御不能のパンデミックを追う

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月20日 11時12分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 357p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562053711
  • NDC分類 493.8
  • Cコード C0036

出版社内容情報

中世から現代に至る「コレラの足跡」をベースに、どうやって病原体が感染してパンデミックを引き起こすのかをわかりやすく紹介。中世から現代に至る「コレラの足跡」をベースに、どうやって病原体が感染してパンデミックを引き起こすのかをわかりやすく紹介し、また、温暖化や都市化による病原体の増加など、社会の問題、近未来の問題として提起した話題の書。

ソニア・シャー[ソニアシャー]

上原ゆうこ[ウエハラユウコ]

内容説明

10億人規模、世界的不況を誘発するパンデミックがいつ起きてもおかしくない。コレラの歴史的道筋をたどり、世界の感染源にみずから足を運んだ気鋭の科学ジャーナリストが問う「感染症時代」

目次

序章 コレラの子―戻ってきた微生物
第1章 ジャンプ―ウェットマーケット、養豚場、南アジアの湿地で種の壁を越える
第2章 移動―運河、蒸気船、ジェット機で病原体が世界中に広まる
第3章 汚物―19世紀のニューヨーク市からポルトープランスのスラムや中国南部の工場式畜産農場まで、あふれる汚物
第4章 過密―世界的大都市での伝染病の増幅
第5章 腐敗―私益対公衆衛生、アーロン・バーとマンハッタン社はいかにしてニューヨーク市をコレラで汚染したか
第6章 非難―コレラ暴動、エイズの否認、反ワクチン運動
第7章 治療―ジョン・スノーの意見の圧殺と生物医学の限界
第8章 海の逆襲―コレラ・パラダイム
第9章 パンデミックの論理―太古のパンデミックの失われた歴史
第10章 次の伝染病を監視する―微生物の世界における私たちの立場を認識しなおす

著者等紹介

シャー,ソニア[シャー,ソニア] [Shah,Sonia]
科学ジャーナリスト。邦訳もされた2010年の著書『人類五〇万年の闘い マラリア全史』は英国王立協会ウィントン科学図書賞を受賞した

上原ゆうこ[ウエハラユウコ]
神戸大学農学部卒業。農業関係の研究員を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AICHAN

32
図書館本。「多くの専門家が、コレラに似たパンデミックが迫っていると考えている。疫学者のラリー・ブリリアントの調査によれば、10億人が罹患し、最大1億6.500万人が死亡し、3兆ドルもの損害をもたらす可能性のある世界的不況を誘発するパンデミックが、今後2世代の間のどこかで発生すると、疫学者の90パーセントが述べている」…。この本はパンデミックを引き起こすメカニズムを解説し、コレラ菌に似た病原体がパンデミックを引き起こすとしたらという仮定に基づいてシミュレーションし、感染症時代に警鐘を鳴らす書である。2017/03/22

色々甚平

7
パンデミックやアウトブレイクについての事例や原因についてが書かれている。中でも目からウロコだったものはダニから感染するものが森林破壊による動物の減少、そしてグルーミングによって潰されて数がある程度制限されていたダニが人里に降りてきて感染させる経路があることだった。日本でも年に数度警戒されることがあることなので、紹介されているアメリカでの事例を踏まえて考えることができる。2018/05/29

DEE

5
病原菌の目線から、どのようにそしてなぜパンデミックが起こるのかが分かりやすく著されている。 コレラが大流行したのは人々の無知はもちろん、その時の時代背景なんかも大きく影響している。 重篤なコレラ患者は死体と区別がつかないため埋葬後に掘り返してみると、髪を掻きむしったり腕が曲がっていたりと、埋葬時にはまだ生きていた痕跡があったとか… 恐ろしい話だ。 今後もパンデミックの危険はある。その時にどれだけ適切な対応が取れるか。事の大きさを過小評価しないことが人命も経済的負担も結局は少なく済む。2017/06/05

GASHOW

3
花粉症すら防げない人類が、それよりも300分の1のウイルスを防ぐのは無理がある。2020/06/09

くらーく

3
この本はね、面白いですよ。感染症がなぜ起きるか、起きたらどうなるのか、起きた後どうなったか。まるで、推理小説のように引き込まれますよ。 それにしても、今の時代で良かったねえ。ほんの100年程前には公衆衛生が無かったに等しいのだから。あの、NYでさえ。そのNYで今回の新型コロナによる多数の死者。何だかなあ。人類は進化していないんじゃなかろうか。 それと、中国ね。欲をおさえろよと小一時間。2020/05/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11460335
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。