出版社内容情報
全てを和して包み込み、輪のように循環していく日本列島に固有の<いのち学>。現場と江戸期農書の世界と21世紀農学の展開方向をつなぎ、国学ではない和学と農芸の心の復権を通じ、生き方としての農法革命を追求。
内容説明
本書は、温故知新のこころで、故き江戸農書を温めながら、新しき二一世紀の日本農法のありかたを知ろうとするものである。
目次
序章 農は田柄子も宝―江戸農書を現代の小学校に活かす
1章 農芸のこころを訪ねる旅
2章 まわしの日本農法
3章 日本農学史のなかの農法
終章 農芸・和学のすすめ―農業は農業である