内容説明
『数学のたのしみ』(上野健爾・志賀浩二・砂田利一/編集)では、創刊以来、「数学まなびはじめ」という欄を設け、毎号、1人の数学者に数学者への道のりを語ってもらった。今回、この「数学まなびはじめ」の記事を2冊の単行本として刊行することになった。なお、本書には『数学のたのしみ』第1号から第16号までの記事を掲載順に収録した。
目次
特異点論事始め
数学との出会い
私の数学
数学は楽しいか
私の修業時代
径路空間上の解析にたどり着くまで
解析学の旅
いつまでもまなびはじめ
小学校から大学卒業まで
私の数学学び始め
数学の勉強から研究へ
数学との出合い
トポロジーと私の青春時代
若い頃の思い出
数学の研究を始めたころ