内容説明
天王山の全農林事件で敗れたリベラル派の退潮、石田・矢口の実力者長官によって「法的安定」体制は確立した。しかし、「大阪空港事件」、そして「議院定数訴訟」と難事件が待ち構えていた…。最高裁の二つの顔に迫る完結編。
目次
第10章 吹き始めた嵐
第11章 もう一つの決意
第12章 激動
第13章 歴然たる勝敗
第14章 惜別の青春
第15章 仕事師集団
第16章 陽気な長官
第17章 実力者
第18章 落ちた偶像
第19章 宣戦布告
第20章 大物登場
第21章 変革の時代
年表 最高裁判所のあゆみ