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欧州統合の地平―拡大・深化・最終形態

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784535552937
  • NDC分類 333.7
  • Cコード C3033

内容説明

通貨統合を成功させ、統合の新段階に達したEU。しかし、地理的な拡大と各国制度の調整は、EUにあらたな試練を突きつけようとしている。EUが模索を始めた、統合の「最終形態」とは何か。

目次

影響力増す欧州
統合と国益の相克―欧州統合50年の歩み
「連邦政府構想」の波紋―統合を主導するドイツ
「最終形態」をめぐる確執―フランス「民族国家の連邦」構想
EUの拡大と「機能不全」―ニース条約と機構改革
中・東欧加盟への楽観と警戒―迫る「第5次拡大」
EU憲法の先駆となるか―基本権憲章採択
「欧州独自の軍隊」かNATOか―緊急対応部隊創設へ
「茨の道」歩むプローディ執行部―欧州委員会の行方
狂牛病・口蹄疫の教訓―曲がり角の共通農業政策
難航する統合の象徴―揺れる単一通貨ユーロ
民主主義の赤字―デンマークのユーロ拒否
ブレア政権のためらい―通貨統合と英国
市場統合への最後の難関―税制調和の可能性
世界最大の合併を阻止した力―国境を越える競争政策

著者等紹介

藤原豊司[フジワラトヨジ]
1935年横浜市に生まれる。1959年東京大学英文科卒業。1960年共同通信社入社、ロンドン特派員、経済通信局編集部次長、外信部次長、ブリュッセル特派員、整理部次長、翻訳センター次長を経て1990年経済通信局次長。1993年記事審査室幹事。1995年定年退社。1996年拓殖大学海外事情研究所教授、現在に至る。EU学会員、ブリュッセルの欧州政策研究センター(CEPS)会員
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