内容説明
どこから発生するのか。人間にとって危険なのか。
目次
序章 この国のかたち・ダイオキシン編(ネットは語る;国際会議も ほか)
1章 「サリンの二倍」は筋ちがい(的の外れた脅し文句;猛毒説の根元 ほか)
2章 どこでどれだけ生まれるか(筋の通らぬ大騒ぎ;「ダイオキシン問題」のルーツ ほか)
3章 人体のダイオキシン汚染?(ローマ時代の環境汚染;からだに入るダイオキシン ほか)
4章 亡国の「ダイオキシン法」(異様な建物;畳屋さんは大弱り ほか)
5章 ダイオキシン法の誕生秘話(誕生前夜;テレビ報道の意図 ほか)
6章 つくられたダイオキシン禍(恐怖の物語;虚構のグラフ ほか)
著者等紹介
渡辺正[ワタナベタダシ]
1948年、鳥取県生まれ。70年、東京大学工学部工業化学科卒業。現在、東京大学生産技術研究所教授。工学博士
林俊郎[ハヤシトシロウ]
1949年、京都府出身。1971年、東京農業大学農学部農芸化学科卒業。現在、目白大学人間社会学部教授。農学博士
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