出版社内容情報
一見むずかしそうな数学も、基本の基本から順序立てて並べてみれば、全体がよく見えるようになる。本書は、学校時代の数学から少し高等な数学までの基本を、図やイラストを豊富に用いてやさしく解説。楽しみながら自然に数学的感覚がみがかれる。
内容説明
数の成り立ちから関数や幾何学、微積まで数学の基本をスッキリと解説。本を読んでも人に聞いてもわからなかったことがこの一冊で“見えて”くる。
目次
1章 かずかずの数をめぐって―数のはなし
2章 カンケイをはっきりさせよう―関数のはなし
3章 幾何学の美しさとナゾ―形のはなし
4章 行列パワーを活用しよう―行列とベクトルのはなし
5章 数学の王様は応用自在―微分・積分のはなし
6章 偶然を科学する―確率のはなし
7章 こう考えればラクラクわかる―指数・対数と数列のはなし
8章 役に立つサイン、コサイン―三角関数のはなし
9章 新しい数学が拓く世界―新しい数学のはなし
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masaru Kamata
1
細かい証明にこだわらず、高校数学の復習として良いと思う。網羅的だし、ポイントポイントの説明がしっかりしている。イラストもよく練られていて、間違いなく理解の助けになるものである。微分積分の基本定理についての2ページが、自分にはとても有益だった。イラストの中の数式を使った部分に多少行間があるので、それを埋めるために考えたことが、理解を深める結果になったようだ。数学の復習を兼ねた大人の息抜きとしてお勧めできる。2020/02/23
芝柏 太郎
1
「先生,面白い本があるんだ」と,ある日入学したての高校1年生が私に見せてくれた本がこの本です。高校数学から現代数学まで基本的な考え方をイラストと解りやすい文章で表現しています。数学がいかに役に立ち,面白いかを理解してもらうためにビジュアルをふんだんに取り入れ,に解説した本。数学と聞いただけで「私は苦手で・・・」と,引いてしまう人も,数学の仕組みが分かれば少しは興味を持ってもらえるのではないかと思います。2012/06/20
Nobuya
0
とてもわかりやすいが、簡単すぎてもの足りない。数学が苦手な人には良いかもしれないが、苦手な人が読むかな?2015/07/16
naoto
0
とてもわかりやすかったんだけど、対数や三角関数あたりで怪しくなってきた。ちょっと開けて、再トライしてみる!2012/08/24
ipusiron
0
1999/8/29読了