これからの日本の論点―日経大予測〈2020〉

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これからの日本の論点―日経大予測〈2020〉

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  • サイズ A5判/ページ数 388p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784532219291
  • NDC分類 304
  • Cコード C0030

出版社内容情報

記者の視点を先取り! どこに着目するかで、世界の見え方が変わる。「日本経済新聞」を代表するベテランの専門記者22人が徹底解説

内容説明

どこに着目するかで、世界の見え方が変わる!日本経済新聞を代表する編集委員、コメンテーターらベテランの専門記者22人が、日本と世界を取り巻くさまざまな論点と向き合い、大胆な予測を提示。

目次

1 日本経済はこれからどうなる(正念場の世界経済、国内景気に消費増税の壁;「米欧との緩和競争」開始か、日銀の追加対応は2段階で;お金と人手、社会保障は2つの「不足」を克服できるか ほか)
2 日本企業はこれからどうなる(令和時代に日本企業が飛躍するための条件;日本企業のリーダー、稲盛氏・孫氏だけでいいのか;問われる質、第2段階に入った企業統治改革 ほか)
3 世界はこれからどうなる(深まる米中覇権争い、日本が直面する3つの試練;米中テクノ冷戦、閉じる「デジタル鉄のカーテン」;トランプ再選か民主奪還か、米大統領選を占う「4つのE」 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HMax

24
2019年10月発行ということで、新型コロナの影響でガラッと変わってしまったところが多く、少し残念。高齢化がどんどん進んでいるが社会保障費のGDPに占める割合はそれほど変わらない。2018年度21.5%、2040年度24%。但しGDPが1.22倍になると仮定して。僅かでもGDPが増えると何とかなる。そのためには日本が元気にならないと、と言いつつも、会社で働く人の「熱意」は43カ国中42位。日本企業=熱意のない職場が常識なんだそうで、既存の企業に見切りをつけて、羽ばたこう。2020/09/12

molysk

17
日本経済、日本企業、世界情勢という3つの視点から、2020年の日本と世界を取り巻く論点を議論する。目下の世界の課題は米中貿易戦争であり、世界の章の半分以上は中国関連。日本は米国との関係を保ちながら、中国との貿易に冷や水を浴びせない難しいかじ取りが求められる。米国大統領選挙も目が離せない。トランプ政権の下で分断が助長された米国は、トランプ再選でも、民主党奪還でも、国民が一枚岩となる健全な社会の復活は難しい。色褪せた民主主義の復権がなければ、中国の提唱する国家資本主義が世界を席巻することになるだろう。2019/12/22

Miz

8
年始にあたってこの手の本に目を通して世の中をおさらいしておく。日経の編集委員、コメンテーターなどの専門記者22人がそれぞれの視点で様々な我が国の、世界の今年を論じている。米中関係は何度となく触れられていて、世界経済がこの二国を核にしていることを否が応でも感じる。その中で我が国の経済界は、政治家はどうなっていくのか。最早世界からも落ち目と見做される日本企業。その閉塞感を打ち破るのは平成には現れなかったワールドワイドなカリスマ経営者であり、アントレプレナー精神の醸成は必須である。ちょっと目からウロコでした。2020/02/04

Junichi Wada

4
22のテーマ国内経済から米中貿易摩擦などそれぞれを日経の論説委員が論説している。現状の把握にはよいと思う。2020/01/03

しゅわしゅわ

2
毎年読んでいる本の2020年度版。今日本が置かれている状況について、それぞれの記者の視点でコメントされている。米中関係や欧州の動向など非常に勉強になる。しかし、年末から始まったコロナの影響でガラリと変わってきそう。2020/02/28

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