日経ビジネス人文庫
経営はロマンだ!―私の履歴書

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  • サイズ 文庫判/ページ数 220p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532191627
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0134

出版社内容情報

「筋の通らないことは許さない」「官と闘う男」……宅急便を生みだしてヤマト運輸をトップ企業に押し上げ、現在は私財を投じて障害者福祉の世界で活躍する硬骨無比の経営者が、その生きざまと哲学を語る。

内容説明

「クロネコヤマトの宅急便」を生み出して日本人の生活スタイルを変え、ヤマト運輸をトップ企業に育て上げた小倉昌男。経営から退いた現在は、私財を投じて障害者福祉に情熱を燃やす。「官僚と闘う男」の異名をとった硬骨の経営者が、その生きざまと哲学を語る。

目次

生い立ち
はにかみ屋だった子供時代
素晴らしきジェントルマン教育
寮生活で青春を謳歌
東大入学と戦争
テニスコートと恋
闘病の日々
駆け出し会社員時代
経営者の心構えを学ぶ
じりじりと業績が悪化〔ほか〕

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kenichi Yanagisawa

63
クロネコヤマトの宅急便を作り上げた小倉昌男氏の経歴がわかる一冊。 理にかなわぬものにはトコトン戦う人として有名であり、特に行政に対しても臆することなく立ち向かっていく。時にはお得意様であった三越にも三行半を突きつけている。 大口輸送から宅急便への転換を図ったときの考えなど、なかなか参考になる。 原理原則に則してお客さまが喜ぶ道を行く。すごい人だなぁ。 2013/06/08

Yuuki.

20
小倉さんの幼少期、戦前の東京の子供達の様子や、戦中の大学生の扱われ方など、自分の全く知らない時代の話もなかなか面白かったが、やはり小倉さんが大和運輸(現・ヤマト運輸)に入社して以降の話が面白かった!今では一定以上のサイズの業務用トラックでは装備が義務付けられてるタコも、ヤマトではこんな事がキッカケで運行記録付けるようになったのか!「宅急便」という言葉を作った時にこんなエピソードが!など、興味深い話満載。そして、最終的に小倉さんの経営に対する考え方と行動力に感銘を受けた。2017/10/17

Willie the Wildcat

18
クロネコ2代目小倉氏自伝。「試行錯誤でまずやってみる!」、そして「スジを通す!」という姿勢は共感。成功のみならず失敗談も自身の分析を含めて素直に語る点に好感。付け加えて、”クロネコ”のマークは独自のものかと勘違いしていました。一方で、自身が認めているように「引き際」の難しさも感じる。創業家故、という点も否めない。それにしても「1976年の”ガリバン刷り”のチラシ」が味わい深い。2012/02/23

ともひろ

16
ヤマト運輸の小倉さんの、私の履歴書。相変わらず、官僚とやり合うところは面白いが、佐川急便とやりあったところの描写はなかった。何か理由があったのだろうか。郵政民営化の観点は、民間の経営者ならでは。2017/07/09

おくてつ

15
日経の私の履歴書に連載された内容を一冊の文庫にまとめたもの。 今や常識のクロネコヤマトの宅急便。その宅急便を育てた小倉社長の半生記。新規事業への取り組み、官との付き合い方、そして、経営者としてのふるまい。 この後も、時間指定だとかドライバーの残業問題とか話題に事欠かない会社だから、興味をもって読めました。2019/05/04

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