知略の本質―戦史に学ぶ逆転と勝利

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知略の本質―戦史に学ぶ逆転と勝利

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  • サイズ B6判/ページ数 416p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532176761
  • NDC分類 391.3
  • Cコード C0034

出版社内容情報

スターリン、チャーチル、ホー・チ・ミン--。勝利をもたらすリーダーに共通する、知を共有し人々を動かす知略のメカニズムを解明。

内容説明

圧倒的に不利な条件から勝利を導き出した独ソ戦のスターリン、英独戦のチャーチル、インドシナ戦争のホー・チ・ミン、対イラク戦圧勝もつかの間、非正規戦という泥沼の打破を迫られた米国―。勝者はいずれも、攻撃と防御、機動戦と消耗戦を二項動態的に把握し、縦横無尽に使い分け、情況と文脈の変化に応じて具体的な戦略を実践している。このような戦略こそが「知略」だ。4つの逆転の戦史にもとづいてリーダーシップの本質に迫る『失敗の本質』『戦略の本質』『国家経営の本質』に続くシリーズ最終巻。

目次

序章 四度目の挑戦
第1章 独ソ戦―勝利を呼び込んだ戦略と戦術の進化
第2章 イギリス1941~1943―守りから逆転へ
第3章 インドシナ戦争―ゲリラ戦と正規戦のダイナミックス
第4章 イラク戦争と対反乱(COIN)作戦―パラダイム・シフトと増派(サージ)戦略
終章 知略に向かって

著者等紹介

野中郁次郎[ノナカイクジロウ]
一橋大学名誉教授。1935年生まれ。カリフォルニア大学(バークレイ)経営大学院卒業。Ph.D.著書に『組織と市場』(日経・経済図書文化賞受賞、千倉書房、1974年)など

戸部良一[トベリョウイチ]
防衛大学校名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授。1948年生まれ。京都大学大学院博士課程単位取得退学。博士(法学)。著書に『ピース・フィーラー』(吉田茂賞、論創社、1991年)、『自壊の病理』(アジア・太平洋賞特別賞、日本経済新聞出版社、2017年)など

河野仁[カワノヒトシ]
防衛大学校教授。1961年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程教育学専攻修了、米ノースウェスタン大学大学院博士課程社会学専攻修了(Ph.D.)

麻田雅文[アサダマサフミ]
岩手大学人文社会科学部准教授。1980年生まれ。学習院大学文学部史学科卒業、北海道大学大学院文学研究科博士課程単位取得後退学。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Kiyoshi Utsugi

37
第二次世界大戦におけるソ連の対独戦、イギリスの対独戦、北ベトナムの第一次インドシナ戦争とベトナム戦争、アメリカのイラク戦争および対反乱作戦の四つの戦争をケースとして、四人の著者が解析し、これらに共通するものをまとめあげています。 本書における知略の定義は、戦略現象を二項動態的に把握した上で、情況と文脈に応じて具体的戦略を実践していくこととしています。例えば、攻撃と防御を二項対立的に捉える(固定的に対比で捉える)のではなく、動的に相互補完の関係にあるとして使い分けるということのようです。 面白かったですね。2023/01/19

さきん

28
読みごたえのあるところは最後の100ページくらい。その他は、他の戦史で読める内容。攻める側は短時間で戦争を終わらせたいが、攻められる側は負けたくないし、相手へ大きな損害を与えるための努力を惜しまない。そこへチームワークを発揮させるためには、そのチームたらしめている理屈を生かさないといけない。ソ連やベトナムは、共産主義というよりも民族なところを希求して上手くいった感あり。2019/12/31

Tenouji

16
知略とは、情況に合わせて、共感できる物語を紡ぐこと。そう考えれば、私自身が望んでいるのは、大きな物語に乗っかるのではなく、決して屈することがない小さな物語を信じ切りたいw。そういう意味でも、ベトナムや中国の機動戦の考え方に興味がわく。2020/01/16

センケイ (線形)

12
歴史に名を刻んだ諸戦をじっくりと知ることが出来る。もちろん、失敗の本質に見たような率直な分析も健在。持ち札の動的な切り替えや、暗黙知の共有、効果的な観察の仕方、さらには物語としての目標共有など、日常の実践にも通じる観点が目白押しだ。しみじみと感じられる人の動きのみならず、こうした学びに満ち溢れた歴史の諸局面を、知らない手はない。2020/09/22

Hiroo Shimoda

12
「過去の成功体験への過剰適応」はアフターコロナが意識される今こそ注意すべき論点。ビジネスの世界でも思い当たることが度々ある。これは過剰適応ではないか?は必須の問いかけになるべきだろう。2020/07/11

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