内容説明
阪神・淡路大震災から10年。神戸はいかにして今の繁栄を築いたのか。災害に遭遇したときに、自治体や学校関係者はどう行動すべきなのか。また、その後の復興作業をどのように行えばよいのか。神戸の貴重な経験を具体的な数字をあげて紹介、大災害への対応を心のケアまで含めて解説した行政・学校関係者必読の書。資料と映像を収録したCD‐ROM付。
目次
第1章 初動の波・激動の一年(ただちに出動せよ;情報を収集し、発信せよ;緊急支援の対応を急げ;学校を再開せよ)
第2章 市民の目線に立った再建案づくり(生活再建に向けて;市民へのヒアリング;学校機能を回復する)
第3章 くらしの復興(早期移行に向けて;進む自立支援;震災で学んだことは)
第4章 変容する町―安全で元気な都市へ(町づくりの方向は;3つのキーワード;子どもたちは今)
著者等紹介
金芳外城雄[カネヨシトキオ]
1943年神戸生まれ。65年関西学院大学卒。同年神戸市役所に入り、教育委員会事務局総務部長、市民局長を経て、現在収入役、神戸安全ネット会議顧問
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