「正義の経済学」ふたたび―日本再生の基軸

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532149123
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C0033

出版社内容情報

書名

内容説明

IT革命と市場主義の嵐によって、猛烈な勢いで進む金融の肥大化と新たな不条理の拡大。「あるべき社会」を探究し、真の自律と自尊に立つ日本再生のシナリオを描く、注目の論客による骨太な思索の集大成。

目次

1部 主張―「正義の経済学」を求めて(「正義の経済学」の復権―高度情報資本主義時代への視座;「正義の経済学」ふたたび―新世紀、日本再生の基軸)
2部 観察―二〇世紀末を並走して(いま直面する危機の本質;危機の本質と日本再生戦略―二一世紀の世界史における日本の役割;幻滅としてのアメリカ希望としてのアメリカ―DOW一万ドルとコソボ空爆を繋ぐもの)
3部 構想―再生への視座(プロジェクト・エンジニアリング試論;社会工学(ソーシャル・エンジニアリング)試論)
4部 総括―二一世紀・ネットワーク共同体に可能性はあるか

著者等紹介

寺島実郎[テラシマジツロウ]
1947年北海道生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、三井物産入社。調査部、業務部を経て、米国ブルッキングス研究所に出向。その後、米国三井物産ワシントン事務所長等を経て、現在、三井物産戦略研究所所長。早稲田大学客員教授、(財)日本総合研究所理事も務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

3
常識というのは誰もがそれを当然と思うことであるが、それが適用出来る範囲というものが存在する。そのため、自分では常識だと思っていても、他の文化の相手には通用しないこともある。自分の文化と会いての文化が異なっている場合にも、慌てずに互いの常識を共有できるようにしていく必要がある。2013/10/20

かじやん0514

0
IT革命に議論を引っ張られすぎ。2014/02/13

おとやん

0
Ⅳ部より構成。 10年以上前の論文集であるが、いまでも十分通じるものがある。 マネーゲームをやめよう。売り抜く資本主義をやめて、育てる資本主義を。再生の基軸とは・・・ いいものをつくってしっかり向き合おう。 コンセプト&ターゲット、つながり(広義での)の関係。 発想転換。 2012/10/07

tetsu

0
★4 ちょっと前の本なのだが、内容的には十分今でも通用すると思う2010/09/06

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