内容説明
冷戦終結によって、覇権国の重荷から解放されたアメリカは、自由放任主義を捨てるべきだ。アメリカ経済の立て直しと世界経済の活性化を同時に達成する方策を提言する。
目次
第1章 不承不承の政治的手腕―ブレトン・ウッズ会議と戦後体制
第2章 衰えたアトラス―アメリカの支払った覇権獲得の費用
第3章 レーガニズム―壮大なる問題先送り
第4章 貿易―新時代における国益とは
第5章 日米関係―一兆ドルの誤解
第6章 安全保障―軍事に頼るか、経済に頼るか?
第7章 グローバル・ファイナンス―多元化に向かう世界
第8章 レセフェールとアメリカの将来