日経文庫
PFIの知識

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  • サイズ B40判/ページ数 202p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532108724
  • NDC分類 343.7
  • Cコード C1233

出版社内容情報

PFI(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ)とは社会資本整備に民間企業の資金、経営ノウハウを活用する手法。財政支出削減、民間事業拡大の切札とされる手法を、仕組、実施手順などわかりやすく解説する。

内容説明

PFI(Private Finance Initiative)とは、公共事業に民間の経営ノウハウや資金を活用する手法である。英国生まれのPFIは、日本でもPFI推進法が成立し、案件は増えつづけている。本書では、PFIの実例を取り上げながら、仕組み、実施手順などを詳しく説明。自治体、民間企業、銀行など、PFIの各プレーヤーの役割がよく理解できる。

目次

1 PFIとは何か(PFIの生い立ち;PFIの理念 ほか)
2 PFI事業の仕組み(PFIの事業主体;事業スキーム ほか)
3 PFI事業の実施手順(事業全体の流れ;事前準備段階 ほか)
4 PFI実務に必要な知識(VFMの算出方法;PFIにおけるファイナンスの仕組み ほか)
5 PFI市場の展望と発展への課題(民間事業者の課題:ビジネスモデルとマインドセットの転換;公共(行政)の課題:高度な政策集団への転換 ほか)

著者等紹介

野田由美子[ノダユミコ]
1960年生まれ、82年東京大学卒。90年ハーバードビジネススクールMBA取得。バンク・オブ・アメリカ東京支店調査企画部アナリスト、日本長期信用銀行本店プロジェクトファイナンス部調査役、ニューヨーク支店コーポレートファイナンス担当バイスプレジデント、ロンドン支店プロジェクトファイナンス担当次長、プライスウォーターハウスクーパース英国事務所ディレクターを経て、現在、プライスウォーターハウスクーパースフィナンシャル・アドバイザリー・サービス(株)プロジェクトファイナンス・民営化統括パートナー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がっち

3
PFI事業の入門書1980年代英国サッチャー政権による公共事業の民営化(財政再建を伴った)の機運きっかけとして始まり、正式に1992年英国で導入されたPFI(Private Finance Initiative)について事業形態、仕組みなど詳しく述べている。日本でもPFIが徐々に浸透し、英国のまねをしだしているようである、このPFIの事業というのは、今の公共事業のあり方を抜本的に見直す良い施策になるといえる。しかしPFIはいい施策であるが、まだまだ適用していくには課題があることも確かだとわかるだろう。B2010/09/29

Jun

1
建設マネジメントの講義でPFIの説明があったのを思い出し、読んでみた。つい昨年の講義でも、発注者の能力が問題でPFIは難しいと先生は仰った。PFI実行の母体は建設系の会社と思い込んでいたが、英国ではファンドが投資先として落札することがあるという話が興味深かった。2013/07/13

TD

0
仕事用

ちくわくわく

0
かなり駆け足で読了。メリットたくさんだけど、デメリットはどーなんだろうか。2012/10/10

Ex libris 毒餃子

0
卒論用文献として2009/10/17

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