内容説明
通信のブロードバンド化を契機に光通信がますます普及している。いまや一般家庭にも入り始めたこの光通信の中心技術となるのが本書で紹介するレーザと光ファイバである。
目次
第1章 レーザとは何だろうか
第2章 レーザはこうして作られる
第3章 いろいろなレーザのしくみ
第4章 半導体レーザってどんなレーザ
第5章 通信を支えるレーザ関連技術
第6章 レーザを扱う光学技術
第7章 レーザは通信以外でも使われている
著者等紹介
小林春洋[コバヤシハルヒロ]
大正14年福島県に生まれる。昭和24年東北大学電気工学科卒業。昭和31年東北大学工学部助教授。昭和31年日本電気(株)入社電子装置(事)開発部長。昭和48年日電アネルバ(株)入社常務取締役。昭和60年(株)トーキン、特別顧問。昭和63年同退職。現在、コンサルタント
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感想・レビュー
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kouki_0524
3
レーザーの励起の仕組みから応用まで平易な文章で説明してくれた本。素人の私は、レーザーのエネルギー増幅は電気回路のような仕組みがあると思っていたが、鏡を使っているということをこの本で初めて知った。ほかにも偏光の制御方法など、波としての光と粒子としての光の両方を存分に使った技術であることがよく理解できる。素人向けとは言っても、次のステップに進めるだけの知識も得られる良い本だったと思う。2017/01/11
tatata
1
基礎から丁寧に説明してくれる内容でした。概観を掴むのにとても良いと思いました。2015/07/28