出版社内容情報
磁石がエレクトロニクスにどんな働きをしているか楽しくやさしく紹介．更に磁石の歴史，用語も付加． 項目 はじめに－磁石の七不思議 磁石の基礎用語 磁石の種類 さまざまな磁界とその強さ 磁石の科学技術史 新たな磁石とその応用
内容説明
本書は民生・産業・医療・科学研究その他の分野で、目立たぬながら重要な働きをしている磁石にスポットを当て、忍法のごときその応用技術の数々を紹介する。
目次
「理科実験と磁石」の巻 液体は磁石に吸いつくか？
「マグネットキャッチ」の巻 磁束の流れを切り替えるには？
「羅針盤と磁気コンパス」の巻 「裏針」はジャパニーズ・コンパス
「電磁プランジャ」の巻 カメラのシャッターにも磁石
「マグネットキーの仕組み」の巻 知られざる「鍵」「錠」の世界
「不思議な磁性流体」の巻 宇宙開発から生まれた液体磁石
「生物の体内磁石」の巻 カラス撃退に磁石？
「人体を磁石で診る」の巻 コンピュータと強力磁石との出会い
「磁気センサ」の巻 高感度センサの陰に磁石あり
「転倒傾斜センサ」の巻 球形磁石を利用した卓抜なカラクリ〔ほか〕
著者等紹介
吉岡安之［ヨシオカヤスユキ］
１９７５年京都大学卒。サイエンス＆テクニカルライター。科学雑誌・書籍の編集制作会社を経て、１９８６年よりフリー活動。おもにサイエンス、テクノロジー、ネイチャー、エコロジー関連の書籍・雑誌の企画および執筆に携わる。著書に『電子の回廊』（日刊工業新聞社）、『地球という奇跡を見つめて』（共著、テン・ブックス）、『マグネット・ワールド―磁石の歴史と文化―』（日刊工業新聞社）、『クスリと毒の雑学事典』（日本実業出版社）、『暦の雑学事典』（日本実業出版社）などがある
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