内容説明
日本では、ＧＭＳが中心になって、出店候補地の開発の一環として、郊外にＳＣを開発してきたが、次世代型ＳＣ論では、ＳＣの開発および運営は、流通企業とは別の事業体で運営されることを想定している。本書は、流通企業をテナントとして誘致し、ＳＣ全体としていかに知的消費者に向けてマーケティングするか、というＳＣそのもののマーケティングの体系化に重点を置いている。
目次
ショッピング・センター・マーケティング革命
第１部 ショッピング・センターの動態的変化（ショッピング・センターの動態的発展史；ショッピング・センター環境の動態的変化；エンジョイ型ショッピング・センターの変容）
第２部 ショッピング・センターの開発とマーケティング（次世代型ショッピング・センターとしての立地戦略；ショッピング・センター開発；ショッピング・センターのファイナンス ほか）
第３部 ショッピング・センター・マーケティングの事例研究（鈴鹿地域におけるショッピング・センター戦略の展開にみる流通業界の再編；宇部地域におけるエンジョイ型ショッピング・センターの事例研究；新コンセプトによるエンジョイ型近隣型ショッピング・センターの事例研究 ほか）
次世代ショッピング・センター時代の流通政策とサプライチェーン・マネジメント
