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出版社内容情報
多様なメディアが相互に影響し合う社会における世論形成の様相を論考。メディアアクティビスト津田大介氏との対談も収録。ソーシャルメディアツールによるコミュニケーションを通し、様々な情報が入手できる一方で、新たな社会問題も発生している。本書では上記のような社会情勢を鑑み、多様なメディアが相互に影響し合う社会における、世論形成の様相を論考。ジャーナリスト、メディアアクティビストとして著名な津田大介氏との対談も収録。
序章 本書の目的と構成
第?部 ソーシャルメディア社会における〈世論〉の諸問題
第1章 〈世論〉とは何か―その基礎理論を考える
第2章 インターネットと〈公共圏〉論の系譜
第3章 〈群衆〉と〈公共〉
第4章 ソーシャルメディアの浸透と〈社会関係〉
第5章 ソーシャルメディアの変容と〈社会意識〉
第6章 ソーシャルメディアと世界の劇場化―ハロウィンはなぜ〈マツリ〉化したか
第7章 間メディア社会におけるフラッシュモブ:「バルス祭り」と「バルス離れ」
第8章 ソーシャルメディアとグローバル〈世論〉―パリ同時多発テロをめぐって
第?部 現場からの報告
第9章 ネット選挙とソーシャルメディア―社会は,データ化で加速する「イメージ政治」をいかにして読み解くか
第10章 間メディア社会における〈世論〉と〈選挙〉の現在
第11章 アメリカ政治とソーシャルメディア―選挙での利用を中心に
第12章 ソーシャルメディアとイスラム過激派―過激派による勧誘戦略の変遷
第13章 中国のニューメディアと世論形成メカニズム
第14章 まなざしの交錯―ソーシャルメディアと炎上
第15章 デマ・流言と炎上―その拡散と収束
第16章 討論型世論調査(DP)―反実仮想の世論形成装置
第?部 ソーシャルメディアとアクティビズム
第17章 「tsudaる」からポスト「ポリタス」まで(対談:津田大介×遠藤 薫)
第?部 ソーシャルメディアと〈世論〉,そして社会変動
終章 デジタルネイティブ・ジャーナリズムの新しい動きとビッグデータ
あとがき
注
参考文献
索引
編著者・著者紹介
遠藤 薫[エンドウカオル]
内容説明
ソーシャルメディアは主張する!『インターネットと“世論”形成』刊行から12年、ソーシャルメディアの浸透で社会はどう変わったか。融合と対立の二面性を併せ持つソーシャルメディアのダイナミズムに迫る。津田大介氏対談収録。
目次
第1部 ソーシャルメディア社会における“世論”の諸問題(“世論”とは何か―その基礎理論を考える;インターネットと“公共圏”論の系譜 ほか)
第2部 現場からの報告(ネット選挙とソーシャルメディア―社会は、データ化で加速する「イメージ政治」をいかにして読み解くか;間メディア社会における“世論”と“選挙”の現在―2014年12月衆議院選挙に関する調査から ほか)
第3部 ソーシャルメディアとアクティビズム(「tsudaる」からポスト「ポリタス」まで(対談:津田大介×遠藤薫))
第4部 ソーシャルメディアと“世論”、そして社会変動(デジタルネイティブ・ジャーナリズムの新しい動きとビッグデータ)
著者等紹介
遠藤薫[エンドウカオル]
東京大学教養学部基礎科学科卒業(1977年)、東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了(1993年)、博士(学術)。信州大学人文学部助教授(1993年)、東京工業大学大学院社会理工学研究科助教授(1996年)を経て、学習院大学法学部教授(2003年~現在)。日本学術会議会員、社会情報学会副会長、横断型基幹科学技術研究団体連合副会長。専門は理論社会学(社会システム論)、社会情報学、文化論、社会シミュレーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。