抗菌薬の考え方、使い方 ver.4―魔弾よ、ふたたび… (Ver.4)

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  • サイズ A5判/ページ数 560p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784498017870
  • NDC分類 492.31
  • Cコード C3047

内容説明

ver.3から6年…あの『抗菌薬の考え方、使い方』が帰ってきた!ほぼ書き下ろしに近い大幅加筆に加え、新たな試みとして各種抗菌薬・抗真菌薬・抗ウイルス薬・抗結核薬・抗寄生虫薬をDr.岩田がジャッジ。従来の「抗菌薬の使い方」の解説はもちろんのこと、「使える抗菌薬」「使わなくてもよい抗菌薬」まで詳しくレビューします。

目次

学生、研修生のみなさんに、まずはここだけおさえとけば大丈夫、の10の掟
感染症診断のコツ
空間と身体診察
グラム染色を活用しよう
臨床的微生物の理解の方法
コンタミとコロニーの違い
臨床薬理学を考える
Inoculum effectとイーグル効果
シナジー効果
時間依存性と濃度依存性〔ほか〕

著者等紹介

岩田健太郎[イワタケンタロウ]
島根県生まれ。1997年島根医科大学(現島根大学)卒業。1997~1998沖縄県立中部病院研修医。1998~2001セントルークス・ルーズベルト病院内科研修医。2001米国内科専門医。2001~2003ベスイスラエル病院感染症フェロー。2002~2006ロンドン大学熱帯医学衛生学校感染症修士コース(通信制)。2003~2004北京インターナショナルSOSクリニック家庭医。2004米国感染症科専門医。亀田総合病院総合診療部・感染症内科部長代理。2006同総合診療・感染症科部長。2008神戸大学大学院医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Twakiz

20
単に病気や抗菌薬の解説,にとどまらず岩田先生の「臨床哲学」のようなものが織り込まれて軽妙な語り口で(このあたりは好き嫌いがありそうですが)す.自分は好みです.ver.2はまっ黒,ver.3は仮面ライダーみたいな色,ver.4の表紙デザインと「魔弾よ,ふたたび・・・」の元ネタが不勉強でわかりません汗.内容は業界では鉄板といってよいでしょう2019/07/04

Eradist

6
初版は読んだけど、2,3版は未読。専門外の領域の中でも、感染症は日常遭遇するが、マンデルを通読するような時間はなく、必要箇所を参照する程度になってしまう。この本は、そんな感染症領域の抗菌薬の項目をHIVやC型肝炎は除いて大筋を教えてくれる。少し基礎の所がくどい感じはあるけど、サンフォードや感染症マニュアルを見ながら診療に従事している身としては、考えを整理するのに役に立った。2018/12/31

masaki.taki.79

2
学んだこと βラクタマーゼの解説 ペニシリンの重要性(何かにがて) ESBLに対するセフメタ、タゾピペ 2019/02/12

文狸

1
マニュアル的な本ではなく、感染症治療の根本の考え方から、各種抗菌薬の誤解されやすい点や勘所をたしかなエビデンスとともに解説してくれる。実は今年の3月に読んだときは途中で挫折したのだが、数ヶ月働いてみて多少ながらも抗菌薬の知識をつけたうえで読むと(本書の対象とする読者になれたのか)種々の疑問が氷解し、かなりステップアップできた(気になれた)。岩田氏の絶望的なギャクセンスとペダンティズムに耐えられる人には超オススメ。2021/11/03

いちじく

1
青木先生の感染症診療マニュアルの解説本みたいな印象を受けた。より実践的でわかりやすい。仕事してる時はパパっと開ける感染症プラチナマニュアルの方が出番が多そうな気がする。2019/05/12

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