出版社内容情報
建国以来わずか200年間に、経済超大国への道を駆け上り、早くも成熟・衰退のきざしを見せるアメリカ経済の興亡史を、豊富な図表を用いて具体的実証的に跡づける。
内容説明
本書は、アメリカ経済の台頭・飛躍・成熟・衰退の過程を、大国の興亡史の観点から具体的・実証的に跡付けることを目的としている。本書は、アメリカ経済の歴史を分析する概説書として書いたものであるが、スタンダードな概説書にはほど遠い、従来類似の概説書において詳細に解説されてきたトピックスについては真正面からはほとんど説明していない。オーソドックスな解説は他の書物に譲ることとし、本書は一つの方向からアメリカ経済200年の歴史を切ることに焦点をあてた。
目次
第1章 新しい資本主義大国の出現
第2章 経済活動の軌跡
第3章 経済発展の諸要因
第4章 経済の台頭
第5章 経済の飛躍
第6章 自由放任主義の危機
第7章 成熟経済の到来
第8章 経済の衰退