安いニッポンからワーホリ!―最低時給2000円の国で夢を見つけた若者たち

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安いニッポンからワーホリ!―最低時給2000円の国で夢を見つけた若者たち

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492224151
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0036

出版社内容情報

●実働6時間のブルーベリー摘みで月収50万円。
●カフェでのアルバイト収入は週給10万円。
●残業なしの介護アシスタントで月収80万円。

オーストラリア、カナダ、ニュージーランド……。コロナ禍が明けた今、日本を飛び出し、海外に目を向ける若者たちが増えている。
 若者たちが活用していたのは、「ワーキングホリデー(ワーホリ)制度」だ。端的に言えば、国と国とが契約を結び、お互いの国の若者たちが一定期間、現地で過ごすことができ、かつ働くこともできるという制度である。
 オーストラリアの最低賃金は時給23.23豪ドル。日本円で約2000円。これが最低賃金なのだ。日本の約2倍。だから、カフェのアルバイトでも月収が40万円、50万円にもなるという。
 40年以上前からある制度だが、かつてのイメージは「就職前のモラトリアムとして遊びに行く場」というものだった。それが今や、まったく違うものになっていた。若者にとって「稼げる場」になっていたのだ。
 ただ、本当のところはどうなのか。今の若者たちの「本当のリアル」を知りたく、国内で、またオンラインで、さらにはオーストラリア・シドニーで、関係するさまざまな人たちに取材を試みた。
 彼らが求めていたのは、お金ではなかった。閉塞する日本を離れ、新天地に身を置くことで、新しい人生、日本では得られない人生を拓こうとしていたのだ。そして実際に、ワーホリを終え、現地の専門学校に入る。大学に進学する。就職する。起業する。永住権を獲得した人たちもいた。彼ら彼女らが得たのは、「人生は自分で切り拓いていける」という事実だった。

内容説明

ローカルカフェのアルバイトで月収40万円。実働6時間の農業アルバイトで月収50万円。残業ナシの介護アシスタントで月収80万円。オーストラリアに行って本当のところはどうなの?と聞いてみた。いま話題のワーキングホリデー。いまの仕事にモヤモヤしている人にお薦めの1冊!

目次

第1章 毎日が、人生が、変わった!―ワーホリを決断した若者たち
第2章 なぜ仕事を辞めてワーホリに?―現地でリアルな声を聞いてみた
第3章 進学、起業、国際結婚―ワーホリで見つけた新しい生き方
第4章 ワーホリを希望する若者たち―説明会でリアルな声を聞いてみた
第5章 英語、英語、英語―ワーホリに絶対に必要なスキル
第6章 なぜ、オーストラリアの最低賃金は高いのか?―先進国で進む激しい人材獲得競争
第7章 ワーホリで得られる10のこと―海外チャレンジする人だけが手にするもの

著者等紹介

上阪徹[ウエサカトオル]
ブックライター。1966年、兵庫県生まれ。早稲田大学商学部卒業。ワールド、リクルート・グループなどを経て、1994年、フリーランスとして独立。経営、金融、ベンチャー、就職などをテーマに、雑誌や書籍、Webメディアなどで幅広くインタビューや執筆を手がける。これまでの取材人数は3000人を超える。他の著者の本を取材して書き上げるブックライター作品は100冊以上。2014年より「上阪徹のブックライター塾」を開講している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シャコタンブルー

49
ブルーベリー摘みアルバイトで月収50万円。カフェのアルバイトで月収40万。残業なしの介護アシスタントで月収80万円。ワーキングホリデー(ワーホリ)制度でオーストラリアで働く日本の若者が増えるわけだ。OECDの中でも21番目の水準に落ちてしまった日本の賃金の安さが際立つ。低賃金、残業、つまらない仕事。若者が「出稼ぎ」に出るのも納得だ。「人生は素晴らしい」「自分らしくいられる」「生きていく自信がつく」ワーホリ経験者の言葉だ。彼等は何かを我慢したり犠牲にしたりしない。幸せになるために生きている。2024/02/04

yoshi

4
図書館本。50にしてワーホリ本を読む。しかし、非常に興味深く、時代の変化を目の当たりにしつつ、自分の世代のワーホリがモラトリアム的要素を含んでいたかもしれないことも自覚しながら、それでもワーホリ魂みたいなものへの共感は今もあることを認識する。もはや自分ではなく子どもにこれを読んでほしい。自分はもちろんビザは取得できる年齢ではないのでワーホリ渡航も叶わないが、ワーホリ魂をもって生きていくということに関しては、忘れかけていた刺激をもらえる本でした。2024/03/17

yurari

3
私が20代の時は、ワーホリに出稼ぎのイメージはなかった。日本は弱くなったものだな。今自分が20代だったらおそらくワーホリに行っただろうと思う。本書に登場する人たちは起業したりキャリアアップしたりとワーホリ後も活躍している。でも実際は帰国後仕事が見つからないなど行かなきゃよかった…という人達もいるだろう。そのあたりの実情も知りたくなった。/2024/03/24

maa

0
ワーホリでこんなに稼げるというと本当に出稼ぎのように感じるが、インタビュー内容はイキイキと明るいのが印象的。それだけ日本は閉塞的で未来が見えないのだろう。農場で働いてもらってセカンドビザを出すとか人出不足の仕事に就く人には永住権が出やすいなどとても合理的で、それなら日本も真似したらいいのにと思うが、何で日本は変われないのかな。もう年齢的にワーホリはできないが、年齢を重ねるうちに変化を起こせなくなっていたことに気づく。いつまでも何かに挑戦したり未来にワクワクする気持ちを持っていたいと思わせてくれた。2024/05/17

Mizuho

0
ワーホリに想いを寄せて3年、20代も残すところあと少し。30代になったときに、行っておけば良かったなと思う気がして(絶対思う!)、ワーホリは私の人生タスクの一つ。この本は、ワーホリの魅力8割、リスクや努力の必要性2割をギュッと纏めてくれていて、改めて準備しようと思いました。2024/05/12

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