江戸時代の書物と読書

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 396p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784490204216
  • NDC分類 023.1
  • Cコード C3091

内容説明

江戸時代の文化や近世文学理解のための好個な手引書。本・本屋・読者についての書誌的知識、書物から知り得る、読書傾向・生活習慣などを平易に解説。

目次

1 本屋と読者(商業出版の開始;大衆読者の成立;春本の読書;八文字屋本の読書;読書さまざま(尋書有縁))
2 出版と受容(『金銀万能丸』と『日本永代蔵』;絵草紙考―心中本、演劇という回路;軍書講釈の世界;出版書さまざま(江戸の書香))
3 読書知識と書誌(重宝記さまざま(江戸若者心得の本)
書誌さまざま(古書春秋))

著者等紹介

長友千代治[ナガトモチヨジ]
昭和11年宮崎市生れ。35年佐賀大学卒業、45年大阪市立大学大学院博士課程修了。大阪府立図書館司書、愛知県立大学、京都府立大学、各教授を経て、現在仏教大学教授。編著書に『近世貸本屋の研究』『近世上方作家・書肆研究』『近世上方浄瑠璃本出版の研究』(以上、東京堂出版)、『近世の読書』(青裳堂書店)、『錦文流全集』全7冊(古典文庫)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。