内容説明
本書は、理工系とくに工学系大学院修士課程の、最近数年間の入学試験で出題された数学問題を集め、内容によって分類し、読者の実力向上に資するため、要項・解説・解答を付したものである。
目次
第1章 微分方程式
第2章 ラプラス変換、フーリエ解析
第3章 ベクトル解析
第4章 微分、積分
第5章 線形代数
第6章 確率、統計
第7章 複素関数
第8章 情報・管理工学系の数学
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HoneyBear
1
公式集のようなものとして今も活用。応用問題が沢山あるから通常の公式集よりも役立つ。2013/12/31
k7ight
1
分野によって比重がかなり違うのでこれだけで全てを網羅することはできませんが、一般的な大学院入試よりもやや難しめの良問を扱っていると思います。マセマシリーズなどで基礎を固めてから取り組むとよりスムーズに理解でき、力になると思います。余談ですが、こういった難しい問題を解くよりも基本的な事柄をいかに理解しているかが院試の決め手になると思います。ちなみに数学の勉強はこの参考書とマセマシリーズだけでしたが、京都大学情報学研究科に合格できました。2012/01/10