内容説明
銀河に冠たる〈覇国〉の王の交替劇をみごと成功させた女魔術師サイレンス。だが彼女の師イザンバードの悲願である〈失われた地球〉への到達は、いぜん果たされぬままだ。しかし、ついに機は熟した。彼女たちの後見人たる新覇王の命をうけ、最後の探索行へと船出するサイレンスたち。伝説の地で一行を待ち受けるものは?驚異的世界を創造した入魂の宇宙活劇三部作、堂々完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
6
★★★★★
しまっち。
3
ハラハラドキドキで何とか地球へたどり着くも、地球へ着いてからが長かった。宇宙空間での展開のような壮大感はなかったけど、閉鎖された地球の解放のための伝説の人物としてハッタリをかますサイレンスの役回りはまたまた疲れるものであった。冒頭の3人でまったりしているシーンが好き。自由になった彼らのその後も気になるな~。この作品は哲学っぽいというか、普通のSFとは視点が違って見えてそこが面白かった。2017/07/07
かにぱんだ
0
サイレンス・リー3部作の完結編。前二作に比べるとちょっとパワーダウン。
reeree
0
サイレンス・リー シリーズ完結編。2008/11/24