創元推理文庫
運命の剣〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 395p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488577049
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

魔法使いケスリーの孫娘、まだ14歳のケロウィンは、母亡きあとの館の切り盛りすべてを任されていた。本来なら「姫」でいられるはずの彼女は理不尽さに悩むばかり。しかし、宴席の事件を機にすべてが一変する。父が殺され、兄嫁がさらわれたのだ。負傷した兄にかわって花嫁を救出したのは妹のケロウィン。前代未聞の事態にだれもが困惑、少女は自立し傭兵として生きる道を選択する。

著者等紹介

山口緑[ヤマグチミドリ]
1958年京都生まれ。同志社大学大学院文学研究科英文学専攻修了
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しましまこ

23
下巻の表紙が誰だか思い出せん!超お久しぶりの再読。ケスリーの孫娘ケロウィンが主人公なんだが、お年を召されても格好いいタルマ、ワールの世話焼きも変わらんのが嬉しい。しかし、上読み終えても誰だか思いだせんのはヤバイよ。2018/02/16

しまっち。

5
タルマとケスリーががっつり出てきてくれてよかったです。ケロウィンが傭兵として独立した後は、もう過去の人になってしまうのでしょうね・・・。でもケスリーの孫であり、タルマとワールの教えをしっかり受け継いだケロウィンも、主人公として魅力があってよい。タルマの剣術、戦術以外の教えは案外普通の女の子へのアドバイスですごく重要な事で、ダレンとの関係に対するアドバイスもリアルでハッキリしていていい教え方だな、なんて思った。この後のケロウィンの活躍、ストーリー展開が楽しみ。2014/08/18

しるるん

4
ケスリーの孫娘が主人公。 ケスリーもタルマもかなりの年齢のはず・・・。 でもちっとも違和感ないですね。 2016/11/21

ときわ

3
タルマ、ケスリーの短編集を飛ばして孫娘ケロウィンの話へ。再読だけどすっかり忘れてるな。ケロウィン14歳は本当はお姫様。なのに無理解で頑固な父のせいで家政婦状態。実際に働いているので家政婦より大変かも。だけど後のことを思うとお姫様をやってたより良い人生を送れたかな。厳しい生活だけど。何だかんだで屋敷の采配は兄嫁の方が優れていたし、もちろん父より兄の方がそれが分かっていた。という事でケロウィンの冒険は始まった。厄介な剣・もとめに見込まれたけど。この時のヴァルデマールはどうだったか書いてないけど知ってる私。2023/05/10

みっくん

3
ケスリーの孫娘、ケロウィン登場。カバーは末弥さんの割には魅力のない少女です。目つきが、ちょっとイっちゃってる。マキャフリーとの合作から知ったラッキー氏ですが、世界観のせいか、どちらかというとブラッドリーのダーコーヴァを思わせます。フリーアマゾンたちとタルマだと気が合いそう。2016/11/04

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