感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
8
さて、当時アラブは、自分たちの石油の元栓を閉めることで西側世界を締め上げられることを発見し、アメリカを初めとする西欧諸国はそのアラブを見くびっていました。その結果、石油ショックの時代となります。原油価格は20倍に跳ね上がり、日本を含めた先進国の発展にとどめを刺されたか、と思われた時代。車は二台、給湯器は一台というグランド・フェンウィック大公国でも、エネルギー・ショックの波は来ます。この難局に、百戦錬磨の政治家であるマウントジョーイ伯爵の手腕は冴え渡ります。彼の、政治的な奇襲作戦はどのように進展するのか。2005/04/09
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
3
☆×4.0…他の作品に比べればメイン部分が弱いような気がします。大きなドンパチも起きないせいかも。それと奇跡が起きてしまいますしね。ちなみに今回はちょっぴり特殊でトホホな部分が実に深い部分となっています。この部分は必読です。エネルギーに関しての本質部分を語るマウントジョーイに注目です。これはタイムリーなネタでもあるので絶対に読んで損はありません。昨今のエネルギー問題もありますしね…そう思うとすごい洞察力だなぁ。2012/04/17
tai65
2
星4つ2023/07/16