内容説明
遺された田舎の屋敷に十年間住み続けること。それが大伯父の莫大な遺産を相続する条件だった。この風変わりな条件に従い、ニューヨークの安アパートから引っ越してきた兄妹が聞かされたのは、大伯父は殺されたらしいということ。つまり、自分たちが一番の容疑者だということだった!はたして濡れ衣を晴らすことはできるのか?グレイス&フェイヴァー・シリーズ、ここに開幕。
著者等紹介
戸田早紀[トダサキ]
1967年生まれ。津田塾大学学芸学部英文学科卒業。英米文学翻訳家
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
13
「ゴミと罰」のシリーズより好き。時代がいいのかも2011/12/07
蕭白
6
久しぶりに再読。予想外の結末に、初読のように楽しめました。2018/10/04
美晴
3
ジェーンのシリーズと間違って借りてしまった(^^;;でもサクサク読めて面白かったです。途中まで弁護士さんが悪い人だと思ってました(^ ^)自由にお金を使う事のできない兄妹の一生懸命さが良かったです!こちらもシリーズみたいなので、引き続き読みたいな(^ ^)2013/09/12
rokoroko
3
軽くて読みやすいジル・チャーチル。元お金持ちの兄弟が大金持ちの大伯父さんの遺産を相続するためにやってくると殺人事件が・・・・おもしろいのでもう一冊借りてきた2013/01/16
kagetrasama-aoi(葵・橘)
2
再読。グレイス&フェイヴァー・シリーズの第一作目。舞台は大恐慌後(1931年)のアメリカ、ニューヨークから少し離れた田舎町ヴォールブルグ。主人公は大富豪から零落した兄妹のロバート&リリー・ブルースター。コージーに相応しい舞台に登場人物、勿論殺人は起こるけど、語り口が明るいのもいいです。主人公達が住むお屋敷に同居する弁護士夫妻がいい味!妻のエマリン・プリニーが料理上手なのはコージーのお約束(*^ ^*)。この地域はオランダ人が入植したとのこと、エマリンの作るオランダ料理が美味しそうで作ってみたくなります。2017/12/27