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名探偵の証明

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  • サイズ B6判/ページ数 297p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488025458
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

かつて一世を風靡した名探偵が、現代のアイドル探偵とともに再起をかける。“老い”という人間の宿命を、2人の名探偵を通じて活写する、第23回鮎川哲也賞受賞作。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

112
なるほど、「名探偵の証明」か。THE DETECTIVE は、実は副題扱いなのかな。名探偵とは斯くあるべきだね。納得。2015/08/10

ダイ@2019.11.2~一時休止

77
鮎川哲也賞ぽくないデビュー作だけど次作に期待。2014/03/09

タックン

66
鮎川哲也賞受賞と題名と表紙に引かれて借りた本だけど往年の名探偵がアイドル探偵と推理の対決を最後まですると思ってたら、途中から名探偵の苦悩になっちゃったから期待外れかなあ・・・。 トリックも自殺とか狂言だしなあ・・・・。2013/11/26

nyanco

64
今年の鮎川賞受賞作。このところ、若い女の子が登場することが多かった最近のミステリーの探偵さん。今回も表紙はそんな感じだったので、そのイメージでいたのですが、メインは女の子の後ろに見えるかつての名探偵。 一世を風靡した名探偵も年を取る、彼のことを知るのはかつてのファンだけ。現代ではアイドル探偵・蜜柑花子が活躍し、彼のことなど誰も見向きもしない。彼自身も年を取り、己の衰えを自覚し…謎解きのミステリーの部分もあるのですが、敢えて「事件」ではなく、「探偵」について描いたという点が評価されたのでしょう。続→ 2013/11/28

散文の詞

63
主人公が探偵です。仮に主人公が絵かきでも作家でも、大工さんでも似たような内容でそれなりの作品になるのではないかと思います。どちらかというと、推理小説と言うよりも人間ドラマとでもいうのでしょうか。当然、主人公が探偵ですから推理したりトリックを解き明かしたりしますが、そのことよりも、生き様のようなものが書かれいている感じです。 ちょっと分かりづらい台詞回しとかもありますが、軽快な文書で読みやすくうまいです。 全編、主人公の一人称で書かれていたのに、最後がちょっと違って気になりました。2020/01/31

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