内容説明
従来の文学作品の枠を越え、歴史書、宗教書、芸術書までふみこんだ、まったく新しい古典作品の案内書。
目次
第1章 神話と歴史と説話
第2章 物語の創造
第3章 心と詞の赴くままに
第4章 言の葉のしらべ
第5章 もののふの時代
第6章 芸能の興隆
第7章 仏教の心
第8章 日記と紀行文
第9章 学術を究める
第10章 批評する精神
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kumi
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借りたのはいいけど、何を読みたくて借りたのか忘れて、漫然と読む。現代語訳を中心とした入門書なので特に小難しいものではない。解説の見出しのコピーは秀逸。ただ、各古典に、複数の知識人が書いている学際の窓というコラムがあるのだが、コラムに執筆者名が書かれてないので誰が書いているのか分からず、とっつきにくかった。有名無名にかかわらず性別やどういう立場で書いたものかが大切なこともある。コラムそのもののどこかに執筆者名を入れていてほしかった。(後ろにまとめて、本文・コラムの各執筆者名を載せた頁はあるが。)2009/05/09