内容説明
高度科学技術が社会全体を変えつつある。このなかで生きる人間は、その意識は、その心は、いったいどうなっていくのか。人間はそのまま人間として踏みとどまれるだろうか。現代社会の病理を抉る。
目次
第1章 社会の情報化と狂気の増幅
第2章 パソコン世代の“他者”感覚
第3章 対談 半未来社会の精神病理―高度情報化社会の狂気と正気(宮本忠雄・石川弘義)
第4章 マスメディア社会の犯罪新事情
第5章 神経伝達物質と現代の精神病理
第6章 心のパフォーマンス?オカルト
第7章 新たな「知」の創造にせまる
第8章 半未来社会の新たな正気