フィールドの生物学<br> 雪と氷の世界を旅して―氷河の微生物から環境変動を探る

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フィールドの生物学
雪と氷の世界を旅して―氷河の微生物から環境変動を探る

  • 植竹 淳【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 東海大学出版部(2016/08発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784486020004
  • NDC分類 452.96
  • Cコード C1345

出版社内容情報

雪や氷河など生きものの気配がない場所にも小さな微生物がたくさん棲み、独自の生態系を作っている。その不思議な世界を紹介する。雪や氷河など生きものの気配がない場所にも小さな微生物がたくさん棲み、独自の生態系を作っている。著者が訪れたアラスカ、グリーンランド、パタゴニアなど世界各地の氷河から、その不思議な世界を紹介する。

はじめに

第1章 雪氷生物学との出会い(日本・東京)

 コラム:日本にも氷河があった!

第2章 はじめての氷河観測(ロシア・アルタイ山脈 アイスコア掘削)

 コラム:雪山を駆け上がるヒョウ

 コラム:微生物が雪をつくる?

第3章 再びアイスコア掘削へ(ロシア・アルタイ山脈 後編)

第4章 赤い氷河とさまざまな雪氷生物(アメリカ・アラスカ州)

 コラム:同位体からひもとく鉱物の起源

第5章 沙漠の中の茶色い氷河(中国・祁連山脈)

第6章 極北に広がる黒い氷河(グリーンランド)

 コラム:カナックの一般生活

第7章 消えゆく熱帯の氷河生態系(ウガンダ・ルウェンゾリ山)

おわりに





植竹 淳[ウエタケ ジュン]
植竹 淳
1978年生まれ。東京工業大学生命理工学研究科 博士課程修了。博士(理学)。国立極地研究所・国際北極研究センター研究員。専門:雪氷微生物学。平成18年 日本雪氷学会全国大会VIP賞 受賞。

内容説明

微生物が巨大な氷河を融かす?!白銀のキャンバスに描かれた生物からのメッセージを解読せよ。

目次

第1章 雪氷生物学との出会い(日本・東京)
第2章 はじめての氷河観測(ロシア・アルタイ山脈 アイスコア掘削)
第3章 再びアイスコア掘削へ(ロシア・アルタイ山脈 後編)
第4章 赤い氷河とさまざまな雪氷生物(アメリカ・アラスカ州)
第5章 砂漠の中の茶色い氷河(中国・祁連山脈)
第6章 極北に広がる黒い氷河(グリーンランド)
第7章 消えゆく熱帯の氷河生態系(ウガンダ・ルウェンゾリ山)

著者等紹介

植竹淳[ウエタケジュン]
1978年生まれ。東京工業大学生命理工学研究科博士課程修了、博士(理学)。国立極地研究所・国際北極研究センター研究員。専門:雪氷微生物学。平成18年日本雪氷学会全国大会VIP賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

117
フィールドワークといっても氷河を中心とした世界の話です。こういう人の話を読むたびに好きなことと仕事が一致していてうらやましいと思うばかりです。世界のさまざまなところにいって、普通の人では食べたことのないものを食べたりしています。日本にも氷河が3つ在るということもかかれています。今まではないと思われていたのが技術の進歩でわかったということのようです。2016/10/04

tom

9
東海大学出版部の「フィールドの生物学」の一冊。このシリーズ、私にとっては、かなりの興奮を呼び起こす物語が詰まっている。一番は「裏山の奇人」なのです(この本を読んで、絶句仰天する人は、かなり多いと思うのだけど、現時点での登録数は、わずかに200と少し。こんなに面白い本、滅多にないのにねえと少々残念。)。それはともかく、この本は、世界のあちらこちらにある氷河を走り回って、そこに住む微生物を探すという話。でも、少々残念本でした。著者に申し訳ないから理由は書きません。でも、楽しそうな研究生活。著者は幸せ者です。2017/07/29

hika

4
氷河の表層に存在する微生物の分析を行い環境変動を探る氷上生物学の研究者によるフィールドワークの記録。研究の面白さもさることながら、このシリーズは若い研究者の成長記録でもあり毎回楽しめる。2017/01/10

ふのりけちょ

3
「進化の法則は北極のサメが知っていた」の著者によると生態学者はナチュラリストタイプとメカニズムタイプに分かれるという。その視点ではこの本の著者はメカニズムタイプなのかもしれない。氷河圏への体当たり探訪記として、パタゴニア、中国、アラスカ、グリーンランド、アフリカと駆け回るエピソードが楽しい。ただ、文献一覧が巻末にあるが、文中に引用している論文がほとんど割愛されているのは、誌面の都合なのか残念。2020/02/29

vonnel_g

2
氷河は遠い北極南極にあって真っ白なものかとおもいきや、微生物が生存していて氷いちごのように真っ赤、あるいはカビが生えたように黒い氷河があるという!これだけでも驚いた。アフリカの高山にもある消えつつある氷河にこの微生物が関係していること、花粉で年代の測定を行えることなど、未知の領域の研究の一端を垣間見ることができる。しかしイッカクの肉って生で食べていいのか。2016/11/08

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