内容説明
宇宙の誕生から人類の未来まで。150億年を超えて続く「進化」という壮大なドラマを、宇宙物理学・分子生物学・古生物学の権威が語る。世界15か国で読まれているフランスのベストセラー。科学者が語る「新・創世記」。
目次
第1幕 宇宙(カオス;宇宙の形成;地球)
第2幕 生命(原始のスープ;生命の形成;種の爆発)
第3幕 人類(アフリカのゆりかご;人類の形成;征服の道)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トッシー
2
150億年前のビッグバンを起源に、”今”という時間が存在している。何という奇跡だろう。宇宙は変化を続け、いつかはこの星も寿命を迎える。全てが必然なのだ。著者の一人はこう言う「この物語りの中で、教訓に値するような大切な事柄はただ一つしかない。宇宙の尺度から見れば私たちはほんの一瞬のきらめきでしかないのだ。このことを忘れないだけの賢明さを私たちが持ち続けられるように祈りたい」。今の自分の悩みなんてほんとちっぽけなもの。もっと今という時間を大切に生きよう。この本はそんな気分にさせてくれる、心に優しい栄養本だ。2011/03/02
野の花
0
ビッグバンから宇宙がどう始まったか、地球がどうやってできたか詳しく書いてあり興味深かった。さらに前生命物質の液滴から生命が誕生して、どのように進化していったのかも書かれていて本当に神秘的で美しい物語でした。2015/11/11