ワインの文化史

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  • サイズ A5判/ページ数 562p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784480857767
  • NDC分類 588.55
  • Cコード C0022

内容説明

ワインの歴史は、ワインと共に生きた人々の歴史でもある。2000年を超える年月のあいだ、ワインはどのように飲み継がれてきたのか。フランス文化の神髄を流れる熱き血を、饒舌に、酒脱に語るワインの歴史と文化の集大成。

目次

1 ガリア人とワイン―ローマ支配以前と以後(ガリア人のワインに対する愛着;ガリアにもたらされたギリシア、イタリアのワイン ほか)
2 中世のワイン(ブドウ栽培を守った大修道院長、司教、王侯貴族;樽と聖杯―ミサのワイン、神を称えるワイン(一〇~一五世紀) ほか)
3 愉しむためのワインの誕生と発展(一六世紀~一八世紀末)(ワインにもルネサンスが;飲酒と品行方正は両立しないのか ほか)
4 万人の渇きを癒すワイン(一八〇〇~一九五〇年)(生産と消費のアンバランス;質の向上に寄与する科学と法律 ほか)
5 量より質の時代―今日のワイン、明日のワイン(量は少なく;質は高く ほか)

著者等紹介

ガリエ,ジルベール[ガリエ,ジルベール][Garrier,Gilbert]
1935年生まれ。リヨネ地方のブドウ栽培者を祖父にもち、1971年以降リヨン第2大学で現代史教授として教鞭をとるかたわら、歴史研究を続ける。現在は名誉教授

八木尚子[ヤギナオコ]
大阪市立大学文学部西洋文学科卒業。辻調理師専門学校を母体とする辻調グループ校・辻静雄料理教育研究所主任研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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sou65406459

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フランスを中心にワインという存在が時代によってどのように作られ、どのような人々によってどんなタイミングでどのように飲まれたのかを追った作品。富者と貧者のワイン、料理に合わせるワインと合わせないワイン、革命の赤ワインとブルボン家の白ワイン... 一つのワインには2000年の歴史がある、と言われるように品種や土地、税金や評価、不正など清濁含む歴史が複雑に絡み合っていることを教えてくれる。 固有名詞が多く地図は必須かなと思うが、読んでいいと思える作品だった。2019/12/08

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