日本子育て物語―育児の社会史

日本子育て物語―育児の社会史

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  • サイズ A5判/ページ数 341p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784480855640
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C0036

内容説明

原始時代から現代まで―子どもの歴史と子育ての歩みを、豊かな資料を引きつつ興味深く語り、日本人の育児の知恵と子どもへの深い思いを明らかにする。

目次

子育ての迷いの季節に
1 原始時代(〈背〉を〈立てる〉こと;どんぐり拾い・貝集め;鹿や熊や猪や ほか)
2 古代(勧学院の雀のさえずり;「色葉匂へど散りぬるを…」;斎肌帯から百日の餅まで ほか)
3 封建時代・前期(足利学校ありといえど;体力と勇気と武術こそ)
4 封建時代・後期(〈随年教法〉の確立;手習いから見習いへ;〈一姫・二太郎〉主義の養育法 ほか)
5 近代(教育勅語と国定教科書;年少労働者と工場法;ボーイスカウトとスポーツ ほか)
6 現代(「児童憲章」から「子どもの権利条約」へ;〈母と子 共育ち〉の行方;子ども期、空前の長さとなりて)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あべし

2
 とてもとても面白い本だった。今のような教育が始まってから、まだ70年程度。それまで日本の子どもは、江戸時代の長い期間を除き、大人の都合の良いように使われてきたことが分かります。  だからこそ、子どもを一人の「個」として認めることの重要性が分かります。  だからこそ、一人一人の子どもを大切にしようと思います。  我が子もですが、人様の子どもも大切に育てることができるのはありがたいことです。子どもが毎日元気に登校してくるのはありがたいことです。だから、自立した子どもを育てていくことが、責務だと思いました。2024/03/25

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