内容説明
グリム兄弟が大切に育みつづけた最終版を、美しい日本語で。刊行当時の挿し絵をカラーで多数収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぼんくら
8
完訳全七巻。野村さんが大学生といっしょに翻訳。挿絵もカラーで美しい。訳は正しいんだけどいまいち。2012/12/12
Haruka Fukuhara
3
冒頭から不思議すぎる蛙と姫様の話で度肝を抜かれたというか何というか…。訳がわからず全然スッキリしない感じが何とも言えず翻訳物の凄みを感じる。深い森に育まれた感性?2017/02/23
レモンケーキ
2
小さい頃大好きだったアンデルセンやグリム童話。 図書館で見かけて久し振りに手に取りました。勧善懲悪、悪いものは必ず罰が下る。それも倍返しぐらいの勢いのすごい罰が躊躇なく下るのは、現代社会では参考にはならないが、話としては、読んでいて面白いです。懐かしく読みました。機会があれば他のシリーズも読みたいと思います。2019/04/20
MoNaKa
0
「ラプンツェル」、「ヘンゼルとグレーテル」、「兄と妹」を含む20編。 童話の内容どうのこうのは置いといて、広く言われているように、読み比べてみると、ペローの童話が教訓的なのに対して、グリムは民俗学的な感じを受けた。言うなればお話が単調、退屈な感じ。 でもその中でも、当時の人達が何を大事に思っていて、何に恐怖を感じていたのかなどが感じられる。 訳もそこまで気になるところは無いが、注に誤字があったのが非常に残念。 2012/01/22
あーたん
0
残虐シーンやら人間の闇やら・・・最近の平和空間絵本とは違う。若干古めかしくて読みづらかったのでもっと平易な訳のものも借りてきてみたが子供はこちらの方が好きらしい。2021/04/01