内容説明
初めての赤ちゃんと、楽しく暮らすための知恵と方法がいっぱいつまった本。あまり、堅苦しく「こうしなければいけない」「これは間違っている」と考えるのではなく、赤ちゃんの個性に即して、柔軟に考えて対応すればいいですよという小児科医の著者の言葉は、親をほっとさせてくれるはず。和田誠さんのかわいいイラストと、心なごむ詩や韻文でも楽しめる。
目次
産院から帰って
授乳
授乳の悩み
ミルク
酒・たばこ
夜泣き
抱きぐせ
寝かしつけ
おふろ
身辺の世話〔ほか〕
著者等紹介
毛利子来[モウリタネキ]
1929年生まれ。小児科医。雑誌「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」(ジャパンマシニスト社)の編集代表。子育てについて「何がだいじなことか」を広めていく啓蒙活動に力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hamada Kensuke
1
20年以上前の本なので医療知識のアップデートは必要かもしれないが、著者の誠実さは今でも通じる。2012/06/10
おじゃるまーる
0
出産祝いに、友人から頂いた本。10ヵ月になり、動きが活発な我が娘に振り回され、心乱れがちな毎日だったので、再読。前回読んだときも思ったが、赤ちゃんのいる暮らしを送っている者たちに、寄り添ってくれる本だなぁと感じる。またちょっとづつ頑張ろう!と思わせてくれる。2012/08/10
ym
0
1歳未満の子にはちみつあげても良いとか(乳児ボツリヌス症の危険があるので今は絶対ダメとされている)、クーラーはなるべく使わず、26度を超えるぐらい暑くなったときだけ使うとか(今どきの夏は30度超えが普通)、少し古い時代の常識で書かれている箇所もあるが、ゆったり構えてのんびり育児をしましょうというメッセージが文章全体に溢れていて、一人目育児で肩に力が入っている親は読んで損はないと思う。2018/03/14