感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
14
むかし、岩波文庫版で挑戦しようと読み始めて、あえなくダウンした覚えがあります。これは新訳版で英文学者の中野好夫さんや朱牟田先生が翻訳して読みやすくなったという事で読み始めました。ただやはり時間はかなりかかると思いました。ローマ時代の人物の名前を覚えるだけで相当大変です。モンタネリの「ローマの歴史」は文庫で1冊ですがこれは11冊もあります。塩野さんの文庫50冊弱には及びませんが量的にはそれと同じくらいあります。とりあえず挑戦してみます。2014/06/20
Kaname Funakoshi
1
腐敗した軍隊は国を守るのではなく軍隊そのものを守るようになる。アウグストゥスが確立し五賢帝が強固なものとしたかのように見えた帝国であったが、たちまち瓦解の危機を迎える。腐敗した近衛軍団の気分次第で名ばかりの皇帝は次々に退場させられ、四方からは外敵が襲いかかる。果たしてこの混乱を収める英雄は現れるのであろうか、というところで待て次号。2017/05/05