出版社内容情報
『趙州録』は、唐代禅界の最高峰、趙州従?の語録である。古来「趙州の口唇皮禅」と謳われ、「趙州以前に趙州なく、趙州以後に趙州なし」とまで賛えられ、『碧巌』に『無門関』に多くその公案が取られながら、独立の語録としては註解書さえ皆無にひとしかった。あまりに高いその境涯の凡愚には及びがたいせいでもあろうか。先に鈴木大拙老の下でその校訂国訳に当たった著者がその蘊蓄を傾けて初めてこころみられる注目すべき一巻である。
『趙州録』は、唐代禅界の最高峰、趙州従?の語録である。古来「趙州の口唇皮禅」と謳われ、「趙州以前に趙州なく、趙州以後に趙州なし」とまで賛えられ、『碧巌』に『無門関』に多くその公案が取られながら、独立の語録としては註解書さえ皆無にひとしかった。あまりに高いその境涯の凡愚には及びがたいせいでもあろうか。先に鈴木大拙老の下でその校訂国訳に当たった著者がその蘊蓄を傾けて初めてこころみられる注目すべき一巻である。
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